「Still Monster」のパフォーマンスを終えると、質疑応答へ。JUNGWONが「（今作は）フルバージョンで聴くともっといいので、リリース日にお時間がありましたら聴いてみてください」と記者に笑顔でお願いする微笑ましい場面も。HEESEUNGは「Sweet Venom」韓国語バージョンのレコーディングをHYBEの創業者 パン・シヒョクも褒めてくれたというビハインドエピソードを披露。「シヒョクさんの誉め言葉を聞けることはなかなかありません（笑）」「非常に厳しい方なのですが、その基準で褒めてもらえた曲になりました」と続けると、メンバーから笑い声が上がった。

　また、チャレンジ動画を一緒に撮りたいアーティストを聞かれると、HYBEの先輩であるBTSやSEVENTEEN、そしてTOMORROW X TOGETHERの名前が挙がった。HEESEUNGは「まずStray KidsのI.N――I.N先輩と言うべきですかね？　個人的に仲がいいので」「TOMORROW X TOGETHERのBEOMGYU、&TEAMのEJも非常に仲がいいので一緒に撮りたいです」と事務所を超えた深い親交を窺わせ、SUNOOは「（振付は）シンプルで真似しやすいので、多くの方々に参加していただければと思います」と呼びかけた。

　最後にJUNGWONが、ENHYPENは海外の人気に比べて韓国国内では収録曲がチャートに入ることが難しいという事実をしっかりと受け止めつつ、「そのような指摘も乗り越えて努力していきたいですし、従来通り安住することなく、胡坐をかくことなく、引き続き挑戦していきます」「今回のミニアルバムは自信もありますし、クオリティの高いミニアルバムになっています」と結んだ。自らを客観視したうえで、今作への自信も体現したショーケースとなった。

ENHYPEN『ORANGE BLOOD』発売記念ショーケース 写真一覧