Snow Man 佐久間大介、好きを伝える力 津田健次郎らゲストもサービスしたくなるラジオの振る舞い
10月21日、SnowManの佐久間大介がパーソナリティを務めるラジオ『Snow Man 佐久間大介の待って、無理、しんどい、、』(文化放送、以下『マテムり』)に、津田健次郎がゲストとして登場した。
芸能界屈指のアニメ・声優オタクとして知られる佐久間。同番組には、これまでも数々の人気声優がゲスト出演してきたが、今回も「いやー嬉しい!」「もう僕たち(スタッフ)の中では、いつか津田さんに会いたいんだって話をしてたんで、まさか叶うとは!」「リスナーみんなの鼓膜喜ぶ!」とオープニングからその喜びが伝わってくるハイテンションっぷりだった。
津田は、これまで声優として『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』の海馬瀬人役、『テニスの王子様』の乾貞治役、『呪術廻戦』の七海健人役など多くの有名キャラクターを演じてきた。なかでも佐久間は、海馬瀬人について「僕が『遊☆戯☆王』で一番好きなキャラクター」と思い入れたっぷりに紹介。そんな海馬愛に溢れる佐久間に、津田も粋な計らいで応えたという。「その海馬瀬人が使っている“ブルーアイズホワイトドラゴン”が一番好きなカードなんですけど、まさかのその話をしたら、始まる前に津田さんがブルーアイズに津田さんのサインをくださって。いただきまして! まさかのいきなり宝物できちゃいました。すみません、本当に! 嬉しすぎる!」と興奮を抑えきれない様子だった。
「本当に昔からブルーアイズ専用デッキを作ったりとかブルーアイズをコレクションとかもしてて」と、佐久間の止まらないトークに、津田も「マジでコレクターですよね、もうね」と嬉しそうに相槌を打つ。さらに「本当に一番好きなんですよ」と言う佐久間に、いつもカードケースにブルーアイズを忍ばせているという津田が「僕も一番好きなんですよ。もうブルーアイズ以外いらないくらい」と共感して見せたものだから、佐久間は大歓喜。「待って! あの俺、ただの一般ファンなのにめっちゃ嬉しい、今の!」と、まさにこの番組のタイトル通り“待って、無理、しんどい、、”状態になっているのが微笑ましかった。
この番組の佐久間を見ていると、“好き”を伝える力の大切さに気づかされる。憧れの人を前にすると緊張してしまったり、思ったように想いを伝えられない人も多くいる中で、佐久間のリスペクトはゲストに向けてまっすぐ届く。その純粋さ、そしてたくましさには思わず感服してしまう。
例えば、ゲストを迎えるに当たっての心構えもそう。津田がゲストとして登場することになり、改めてアニメ『GANGSTA.』を見返したとも話していた。津田が演じたニコラス・ブラウンは、聴力を失っていることから発声が安定しないというキャラクター。佐久間も今年から『NHKみんなの手話』(NHK Eテレ)に出演していることを受けて、その演技の繊細さをより実感したと熱く語る。多くの作品について記憶してくれていることはもちろん、どのキャラクターの何が自分の心に刺さったのかを説明できること。そして、迎える直前に改めて見返すことでそのホカホカな気持ちをそのまま伝えようとする姿勢が、ゲストとして招かれる側としても嬉しいに違いない。