ZILLION、勝負の2ndシングル『ナイトメア』で届ける想い メンバー間で深まる信頼関係も明かす

今までのZILLIONから聴いたことがない声が聴けるカップリング曲

――そして、2曲目は「Whisper」。

LUNA:「Whisper」は、“大人セクシー×4”くらいのZILLIONにとって初めての挑戦の曲です。最初に楽曲をいただいた時にみんなで話し合って、「人の耳元でささやくように歌おう」ということになって。それぞれセクシーなニュアンスを出せるように試行錯誤して出来上がりました。今までの私たちから聴いたことがない声が聴けると思います。

MOKA:私は「Whisper」という楽曲をいただく前から、ボイトレで「ウィスパーボイスが苦手」と言われてきたんです。なのに「Whisper」では歌いだしの歌割りをいただいてしまいました(笑)。私にできるかなとすごく不安でしたが、今までと歌い方をガラッと変えて、ボイトレでの練習を活かしながら大人っぽい表現をすることができたのかなって。無事レコーディングも終えられて、今まで見せたことがない声色を出せたと思います。

LUNA:私はレコーディングの時に、マイクを誰かの耳だと思って歌いました。フレーズの最後の息遣いや息の吐き方という細かな部分まで意識して歌っているので、ぜひZILLIONメンバーから囁かれていると思って聴いてほしい曲です。

KEIJI:この曲はリラックスしてちょっとチルな状態で聴くのがオススメ。ラップも「ナイトメア」とは打って変わってメロウなんですよね。かといってオートチューンがかかっているわけではないので、生の声でグルーヴィに歌っている感じです。僕が歌った後にWATARUが入ってくるのですが、いつものエネルギッシュなWATARUではなく、落ち着きのある大人っぽいWATARUを感じることができると思います。

WATARU:僕、この曲相当頑張ったんですよ! たくさん練習してレコーディングに臨んだんですけど、最初は「全然だめ。大人セクシーなWATARUじゃないよ」って言われてしまって(笑)。スタッフさんから「好きな人の耳元で歌ったテイク、ちょうだい!」って言われて歌い直したんです。そうしたら「今までにないWATARUが出た」って言ってもらえました。普段の僕からは想像できない表現ができていると思うので、ぜひたくさん聴いてほしいです。

MOKA:想像って大切だよね。私も練習するときには部屋の電気を消して、ベッドに寄り掛かりながら歌っていました。

TYRA:私もレコーディングには、“ちょっと悪いセクシーな女”みたいな服装で行った(笑)。

CASHIN:服装は大事だよね。

LUNA:私はいい匂いのものをレコーディングブースに持ち込んで、暗くしてもらって。嗅覚と視覚から雰囲気に入り込みました。ただ、私は大人っぽくなりすぎてしまう傾向があるので、髪型をお下げにして。ちょっと幼さを取り入れてレコーディングしました(笑)。

MOKA:KAORAは逆に大人っぽさに振り切らないといけなかったんだよね(笑)。

KAORA:そう! 20代後半の女性を想像してって言われてやっと20代前半って言われるんですよ(笑)。

TYRA:みんなそれぞれ自分でバランスを取った結果、全員24〜5歳くらいの同世代になれたと思います。

――ライブなどでのパフォーマンスも楽しみですね。そして3曲目の「Endless Summer」と4曲目の「LOVE & SWEAT」は夏に配信リリース済みです。どちらもサマーチューンですが、夏が終わった今だからこその聴き方はありますか?

ZILLION / Endless Summer (Performance Video)
ZILLION / LOVE & SWEAT (Music Video)

MOKA:「Endless Summer」は今の季節にぴったりかもしれません。この夏のことや過去にあったことなど、夏になると思い出してしまう出来事を想像しながら、歌詞とリンクさせて聴いていただけたら。エモい気持ちになれると思います。

LUNA:私のオススメは、夜の帰り道に聴くこと。最近ちょっと肌寒くなってきたので、「もう夏が終わっちゃうな」と感じながら、今年やったことを思い出してもらって。ちょっと浸りながら秋が来つつあるのを感じてもらいたいです。

CASHIN:「LOVE & SWEAT」は、朝起きて1発目やウォーキング、ランニングなどエネルギーを取り込みたい瞬間に聴いてほしい。元気が出る曲なので、ルーティーンの1つに「LOVE & SWEAT」を取り入れると気分良く1日を始められると思います。

TYRA:「LOVE & SWEAT」は歌詞にあまり難しい言葉が使われていないので、年齢問わず聴いてもらえると思います。ZILLIONには小学生のファンの子もいるので、今なら運動会のかけっこのBGMにしてほしい! ぜひ拡散してください!

パフォーマンスだけじゃなく、メンバー間のコミュニケーションの大切さに気づけた

――1枚で本当にいろんなZILLIONが楽しめる作品になっていますね。そんな皆さんはデビュー以降もたくさんのライブやイベントに出演してきました。場数を踏んだからこその変化もあったのでは?

MOKA:やはりライブごとに柔軟に対応ができるようになったことは大きいです。デビュー前やデビューしたての頃だったら、少しの変更でもドタバタしてしまっていたと思うんですよ。でも今では全員すんなり対応できるようになりました。それは経験を積んだから自然と身についたことだと思います。今はRIONが休養中なのでそのカバーもやっていて。お互いを信じて信頼関係が築けたからこそできていることなのかなって。

WATARU:僕ら、現地集合ではなくて移動も一緒にしてるんですね。地方だったらみんなで泊まりもしますし、一緒にいる時間が多いんです。その分、言いづらかったことも言えるようになって、より根っこの部分から信頼できるようになったと思います。

――例えばどんなことが言えるようになったのですか?

WATARU:ダンスリーダーは僕ですが、CASHINも長くダンスをやっているのでダンス面で一緒に引っ張っていくことが多いんです。今までは意見交換をするとき、1回のキャッチボールで終わっていたのですが、お互い遠慮なく意見を言えるようになったからキャッチボールの回数が増えたというか。作品を良くするためのディスカッションができるようになりました。結果、完成度やクオリティも上がっているのかな、と。

CASHIN:そうだね。なぜそう思ったのかを伝える機会が今までは少なくて、自分の意見を言えない、相手の意見は聞き入れられないという状況でした。でも最近は相手の意見を聞きながら、自分の意見を聞いてもらえるように伝えることを心掛けています。それ以降、「言い合い」ではなく「意見の出し合い」に変わりました。

MOKA:私もそれは感じています。自分が強く言っていないつもりでも、相手によって受け取り方が違うから強く聞こえてしまうこともあったんです。でも今は、「この子はこう考えるタイプだから、こう言おう」と考えられるようになりました。コミュニケーション力が高まった感じです。うまく自分の主張を伝えつつ、相手を傷つけず、相手にも意見を言ってもらえるような歩み寄る力が身についたのかなって。

――相手を理解しているからこそできることですね。

LUNA:私は元々自分の意見を言うタイプじゃないし、一番年下のメンバーなので意見を言ったり主張することがなかったんですね。でも、メンバー同士でZILLIONや作品にかける思いを共有したことで、もっといい作品にしたいという思いが強くなってきて。だからこそ主張できるようになりました。

MOKA:それがすごく嬉しいんです。私、ずっと思ってたんですよ。LUNAはどう思っているんだろうな、言いづらいかなって。でもみんなで意見が言いやすい環境づくりをしていくことでLUNAやKAORA、TYRAも発言してくれることが多くなりました。それが嬉しい。これからもそういう環境作りをしていきたいです。

TYRA:それに、グループの雰囲気がいい感じだって口に出して言えるようになったよね。前は雰囲気が悪くなってしまったら、そのままほとぼりが冷めるのを待つ、という感じだったんですが、今は「1回話し合ったほうがいいよね」とか「みんなでご飯行こう」って言えるようになりました。恥ずかしがらずに言えるようになったのは、みんなが自分たちのことをちゃんと考えるようになったから。パフォーマンスだけじゃなく、メンバー間のコミュニケーションの大切さにも気づけたので、みんな自分のプライドを捨ててぶつかれているのかなって。パフォーマンスから気合いが感じられると言ってもらえるようになったのも、雰囲気が良くなって練習も進むようになったからだと思います。

――『ナイトメア』にはそんな皆さんの今も詰まっているのですね。この2ndシングルを通して、どんなグループ像を実現していきたいと考えていますか?

KEIJI:ZILLIONって、みんな個性が強いんですよ。すごくカラフルで、思うことがそれぞれあって。ただ、約2年間自分の思いをアウトプットして、メンバーがアウトプットした内容をインプットして、またアウトプットして……を繰り返してきたことで変化や成長がありました。その結果、生産性のある話し合いができて、グループの目標設定を全員で認識できるようになりました。この状態で、リリースイベントやライブで高いクオリティのパフォーマンスが見せていけたら良いなと思っています。

MOKA:「ナイトメア」はそんな個性がバラバラなZILLIONの一体感を感じられる楽曲。1つになった気持ちが伝わるようなパフォーマンス、MVからは「これがZILLION」という主張が感じられるので、2ndシングルを通してZILLIONをもっと世に出していけたら嬉しいです。

WATARU:それと『EMO』のリリースイベントで1万人に出会うという目標を立てていたのですが、まだ達成できていないんですね。なので、今回のリリースイベントでぜひ達成したいです。残りのリリースイベント1回1回を大切にして、「面白いグループいたね」、「歌良かったね」、「ダンス良かったね」、「表情が可愛かったね」と、どの角度からでも良いのでZILLIONが気になると言ってもらえるように、しっかり頑張っていきたいと思っています。

■リリース情報
2nd Single『ナイトメア』
「ナイトメア」配信 https://ZILLION.lnk.to/k94qTQIn
2023年10月4日(水)Release
・完全生産限定盤 SRCL-12550〜12551 / \3,000(税込)
CD+オリジナルビニールケース、トレーディングカード(ランダム1枚封入) 、フォトブック、ポスター型歌詞ブックレット

・初回仕様限定盤 SRCL-12552 / \1,500(税込)
CD+トレーディングカード(ランダム1枚封入)
購入URL : https://ZILLION.lnk.to/nightmare

【特典対象店舗/特典内容】
■HMV全店(HMV&BOOKS Online含む/一部店舗除く)
オリジナルL判ブロマイド (絵柄:HMV ver. / メンバー別ランダム1種)
■TSUTAYA RECORDS(一部店舗除く)/ TSUTAYAオンラインショッピング
オリジナルL判ブロマイド (絵柄:TSUTAYA RECORDS ver. / ユニット別3種よりランダム1種)
■セブンネットショッピング
オリジナルL判ブロマイド (絵柄:セブンネットショッピングver. / メンバー別ランダム1種)
■楽天ブックス
オリジナルL判ブロマイド (集合1種)
■Amazon.co.jp
メガジャケ
■Sony Music Shop
オリジナルB2ポスター (集合1種)
■ZILLION応援店特典
オリジナルポストカード

【注意事項】
※特典は数に限りがありますので、無くなり次第終了となります。あらかじめご了承ください。
※上記店舗以外での配布はございません。ご了承ください。
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※Amazon.co.jp、楽天ブックス、その他一部オンラインショップでは”特典対象商品ページ”と ”特典非対象商品ページ”がございます。
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