ENHYPEN、K-POPボーイグループ史上デビュー最短での東京ドーム公演直前の膨らむ想い シングル『結 -YOU-』ショーケースレポ

 日本3rdシングル『結 -YOU-』の発売を記念し、9月7日にENHYPENが六本木ヒルズアリーナにてショーケースを開催した。

 照明が落ちるとファンの歓声が大きくなり、ついにENHYPENが登場。メンバーがひとりずつ挨拶をすると、一言発するたびに駆けつけた多くのファンから大きな声援が。ダメージジーンズにノーカラーの黒いジャケットを羽織った7人には、熱い歓声が常に向けられていた。約11カ月ぶりの日本でのショーケース、待っていたENGENE(ファンの呼称)の期待は大きかったはずだ。

 メディアによる撮影中にも、ポーズを取るメンバーたちへの歓声はやまない。小さく動くたびに、名前を呼ぶ声や応援する声が響いていた。公式カメラの撮影は会場のファンと共に行われ、ペンライトもキラキラと輝く。来週9月13日、14日の2日間にわたって行われる東京ドーム公演についてMCが言及すると、K-POPボーイグループとしてはデビュー後、最短期間での東京ドーム公演開催という記録への祝福の声がファンから届けられた。

JUNGWON
HEESEUNG

 そして、今回発売となったシングルに収録されている日本オリジナル曲「BLOSSOM」のパフォーマンスへ。今回はスタンドマイクを使用してのステージとなり、会場は7人の表情と歌声に釘づけになった。日本オリジナル曲において初のバラードとなった「BLOSSOM」。ファンにとってはENHYPENの新たな魅力を知る一曲、メンバーにとっては新たな挑戦の一曲となった。

 トークセッションの始まりでは、NI-KIの「皆さん、会いたかったですか? 僕も会いたかったです」という声に続き、HEESEUNGも「またここで皆さんに会えて嬉しいです」とENGENEとの再会を喜び、大きな歓声が返ってくる。SUNOOの「ショーケースにようこそ! 短い時間ですが一緒に楽しみましょう」という言葉の通り、約30分という時間でありながらも、精一杯メンバーとENGENEが同じ空気を楽しむ。 

JAY
JAKE

 「ENGENEがさらに増えている感じがするでしょう?」というMCの問いかけに、「今回はより多くの皆さんに会えて嬉しい」と答えたJUNGWONは、続けて「本当にかわいい、ENGENEの皆さん」とコメント。すると、他のメンバーも「かわちい」「かわちい」と口にした。

 「BLOSSOM」の楽曲コンセプトや日本語でのバラード曲という挑戦に関しては、SUNGHOONが「愛する相手を思う気持ちと大切さを花が咲くことに喩えて表現した曲です」「ENGENEの皆さんに対する感謝や愛の気持ちを込めて歌いました」と答え、HEESEUNGも「一人ひとりの声が違うので、メンバーそれぞれの歌声が際立っていると思う」とコメントした。

SUNGHOON
SUNOO

 タイトル曲である「Bite Me [Japanese Ver.]」については、JAKEが「僕たちのダークな魅力をお伝えできるパフォーマンスがあるのですが、それをNI-KIさんが作ってくれて、とてもかっこいいです」とパフォーマンスの見どころについて教えてくれた。

 先日行われた京セラドーム大阪での2DAYS公演について話がおよぶと、大阪での食べ物にまつわる思い出話に。JAYが「NI-KIさんのおすすめで初めて牛カツを食べに行きました、おいしかったです!」と明かすと、続けてSUNGHOONも「僕は肉と鍋と納豆」「僕は納豆が本当に好きです!」とコメント。会場が驚きと笑顔に包まれていた。

NI-KI

関連記事