東西ジャニーズJr.200人が奮闘 シャッフルステージやSNSとの連動も見せた『わっしょいCAMP!』レポ

 シャッフルコーナーでは、井上瑞稀(HiHi Jets)、岩﨑大昇(美 少年)、北川拓実・鈴木悠仁(少年忍者)、末澤誠也(Aぇ! group)、嶋﨑斗亜(Lil かんさい)、河下楽(AmBitious)が登場。さきほどとは打って変わりしっとりとした雰囲気で「らいおんハート」(SMAP)を披露。シャウトからやわらかい歌声までギャップが魅力の末澤、透明感ある美声の井上、温もりと優しさで包む岩崎、北川の甘さのある歌声といった組み合わせも魅力的だった。

 橋本涼(HiHi Jets)の舌打ちでスタートした「Real Face」(KAT-TUN)。佐藤龍我(美 少年)、今野大輝(7 MEN 侍)、川﨑皇輝・黒田光輝(少年忍者)、岡﨑彪太郎(Lil かんさい)とシャッフルならではのメンバー。「One Love」(嵐)では岡﨑は「俺と結婚してください」、今野は「100年先もずっと愛してる」とわずかなタイミングで愛の言葉を伝え、心を掴んでいった。

 リボンの装飾が可愛らしいハットをかぶった浮所飛貴(美 少年)、中村嶺亜(7 MEN 侍)、小田将聖(少年忍者)、佐久間玲駈(Go!Go!kids)、廣末裕理、亀井海聖(Boys be)、浦陸斗(AmBitious)、亀井碧空による「キミアトラクション」(Hey! Say! JUMP)に続いて、がらりと雰囲気を変えた「オモイダマ」(関ジャニ∞)と「GUTS !」(嵐)の披露。髙橋優斗(HiHi Jets)率いる野球チームとして久保廉・元木湧(少年忍者)、池川侑希弥(Boys be)、千井野空翔、尾崎龍星、大澤龍太郎、高松凱士、大田蒼空が野球のユニフォーム姿で登場。最後はフルスイングで、ボールを客席に打ち込む一幕も。

 丸岡晃聖(Boys be)のボイパで「S.C」(ジャニーズJr.)へ。猪狩が「Hey!ドーム、俺らともあそぼうぜ」と誘う。同楽曲では金指一世(美 少年)、長瀬結星、内村颯太(少年忍者)と共にダークな雰囲気に。金指がサングラスを外したのに続いて、華麗なタップを披露したのが藤井直樹(美 少年)、中村浩大(SpeciaL)、田仲陽成・寺澤小十侑・松浦銀志・三村航輝・鮫島令(Go!Go!kids)ら。ラップにタップダンスを合わせたジャニーズならではの圧巻のステージで猪狩が「自分のために生きろよ」とメッセージを投げかけると、「チームガリ!」の声も。2019年の公演で「チーム樹!」と挿し込んだのが猪狩だったことを思うと感慨深いものがある。

 「MUSIC FOR THE PEOPLE」(V6)は菅田琳寧(7 MEN 侍)、川﨑星輝・安嶋秀生(少年忍者)、松尾龍(SpeciaL)、永岡蓮王・岡佑吏・大内リオン(AmBitious)、竹村実悟、小久保向一朗、丹下璃音。この面々で1ミリの不安も感じさせないアクロバットを交えたパフォーマンスを披露。アクロバットの連続技を披露したほか、最後は中央に向けてバク転を披露する、息ぴったりの一幕だった。

 「VSコーナー」ではまず激しいドラムを響かせたのが佐々木大光(7 MEN 侍)。正門のギター、SpeciaLのパフォーマンスを受けて、どんどんボルテージが高まった様子。最後には立ちながらドラムを叩く、メッセージ性を感じるパフォーマンスを披露した。

 そして東西ユニットに分かれたダンスバトルへ。映画『ウエスト・サイド・ストーリー』を思わせるような演出とフォーメーションで「まいったネ 今夜」(少年隊)、「Secret Agent Man」(Secret Agent)、「アンダルシアに憧れて」(近藤真彦)と歴代の名曲をパフォーマンスしていく。コーナー最後はグループ紹介ソングで本公演のテーマ曲的存在とも言える「Fun! Fun! Fun!」(ジャニーズJr.)を全員で。後半戦に向けてさらなる盛り上がりを生んだ。

 後半のシャッフルメドレーでは阿達慶と森ケインによる「CANDY ~Can U be my BABY~」(Sexy Zone 中島健人ソロ)、羽村仁成(Go!Go!kids)、伊藤篤志(Boys be)による「Chu Chu Chu!」(テゴマス)とキュートなナンバーを皮切りに、セクシーな「REAL ME」(Kis-My-Ft2 北山宏光・藤ヶ谷太輔)を西村拓哉(Lil かんさい)と田村海琉(少年忍者)。「青春アミーゴ」(修二と彰)ではヴァサイェガ渉・瀧陽次朗・豊田陸人(少年忍者)、上原剣心(Go!Go!kids)、小島健・福本大晴(Aぇ! group)、角紳太郎(Boys be)でのっけからユーモアを交えたステージで会場を笑いで包んだ。途中で電話が鳴ると、本公演の構成・演出を手掛けた亀梨和也が声のみで出演し、メンバーを翻弄していく場面も。

 笑いに溢れるステージから一転。イントロから悲鳴のような歓声があがった「Hysteria」(SixTONES)。作間龍斗(HiHi Jets)、那須雄登(美 少年)、本髙克樹(7 MEN 侍)、深田竜生(少年忍者)、和田優希(SpeciaL)、大西風雅(Lil かんさい)、真弓孟之・吉川太郎(AmBitious)が、光沢のある白いシャツを少しはだけさせながら、色気に溢れる大人っぽいステージで魅了。

 さらに「Distance」(Kis-My-Ft2)では、佐々木大光(7 MEN 侍)、織山尚大・山井飛翔(少年忍者)、草間リチャード敬太(Aぇ! group)、井上一太(AmBitious)、石渡大和が、スモークやレーザーを背にパフォーマンス。ダンスとボーカルを共存させた情熱的なステージを届けた。続く「Special Order」(SixTONES)では、矢花黎(7 MEN 侍)、稲葉通陽・青木滉平・檜山光成(少年忍者)、正門良規・佐野晶哉(Aぇ! group)がそれぞれ楽器を手に登場。稲葉が主旋律をヴァイオリンで奏で、ギターの正門、ベースの矢花、佐野と檜山のツインドラム、青木のキーボードとまるで楽器を使ってシャウトするかのよう。原曲の持つ雰囲気をそのままに、激しい演出とアレンジの奥深さ、面白さをもたらした。

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