長瀬智也が、8月4日〜6日に行われた『2023 FIM世界耐久選手権 "コカ·コーラ" 鈴鹿8時間耐久ロードレース 第44回大会』の決勝レースに訪れた際の画像を自身のInstagramに投稿している。

　長瀬といえば本格的なバイク好きとして知られており、ジャニーズ退所後は表舞台から一線を引き、近況を報告する自身のInstagramで度々サーキットでバイクを走らせている動画や写真を投稿している。

　8月7日更新のInstagramでは、以前から交流のある「ヨシムラSERT Motul」のチームメンバーとの記念撮影やレーサー 加賀山就臣選手とのツーショットをアップ。またブース内を撮影した写真と共に、「レースは思うようにいかないもの。給油やタイヤ消耗でピットに入らないとバイクが動かなくなったり滑ってアクシデントを招く。人生も同じだろ？ピットで仲間の愛に触れてまた走り出す。レースが俺に教えてくれた大事なこと。皆さん！毎日が修行ですよ！それでもスマイル！ありがとう！以上！」と熱いコメントを投稿している。

　また以前から親交があり、長瀬のInstagramに度々登場している吉村不二雄社長とのツーショットでは「いつも他の大人たちが教えくれないことを教えてくれます。いつも他の大人たちが言えないことを言ってくれます。そうなると他の大人たちがダサく見えてくるのです。そして自分はもっとダサいのです。僕らの何がいけなかったのか。考えてる暇はないので明日筑波サーキットに行ってきます。社長！スマイル！以上！」と、どの投稿も笑顔とは裏腹の熱量の高いコメントから、鈴鹿8耐の興奮と充実感が伝わってくる。

　そして一連の投稿で話題となったのが、「A級ライセンス取得しました。鈴鹿ならいつでも走れます」とA級ライセンスの取得を報告。いよいよ本格的なプロレーサーとして活動していくのかと一瞬思わせたが、よく見ると名前が平仮名で、「キッズバイクにじょうずにのれました！」と書かれている。これは「KIDS BIKE TRAINING」という、鈴鹿サーキットが子ども用に発行しているライセンスカードで、長瀬らしいお茶目な一面を見せた。

　ただ、長瀬は4月と6月にはアマチュアライダーの祭典『2023 MCFAJ CLUBMANロードレース』に出場して6位という結果を残すなど、本腰を入れてレースに挑んでいる。2021年12月にヨシムラSERT Motulチームの祝勝会にサプライズ登場した際に、「僕が人生の最後までにやらなければいけないと思っていることが、いくつかあり、その中のひとつが“レースを盛り上げる”というのがあります」とスピーチした長瀬。これまで応援する形でレースを盛り上げてきたが、いずれ本格的なレーサーとして長瀬の勇姿が見られる日がくるかもしれない。