“ジャニーズWESTのビッグベイビー” 小瀧望、メンバーに見守られながらのびのび成長 グループ、個人と多方面で発揮される実力

 ジャニーズWESTの“ビッグベイビー”と呼ばれ、ファンやメンバーから愛される最年少の小瀧望。7月30日に27歳の誕生日を迎え、TikTokライブではメンバー7人揃ってわちゃわちゃ仲の良い姿を見せた。

 アイドルとしての活動だけでなく、バラエティ、ドラマ、舞台、YouTubeと活躍の場を広げているジャニーズWEST。日本を代表する夏フェス『SUMMER SONIC 2023』(以下サマソニ)への出演も決まっている。小瀧は、この1年だけでも初挑戦にして主演を務めたミュージカル『ザ・ビューティフル・ゲーム』など、個人としての活動の幅も大きく広げてきている。

 小瀧はグループ最年少ながら、184cmの長身ということもあってか、20代前半の頃から大人っぽい雰囲気をまとっていた。2016年3月号から2022年10月号まで、メンズファッション誌『FINEBOYS』(日之出出版)でレギュラーモデルを務め、『NYLON JAPAN』(カエルム)では、1年間にわたる特別連載企画「BE HOPEFUL CREATIVE」が続いている。毎回季節ごとのトレンド感あるファッションやメイクと、インタビュー記事で構成され、GUCCIやValentinoといったハイブランドのパンツやセットアップをカジュアルに着こなす。小瀧のポテンシャルが発揮されている連載だろう。

 俳優業も順調だ。2022年にはドラマオシドラサタデー『鹿楓堂よついろ日和』(テレビ朝日系)で主演を務めると、2023年は東山紀之主演の連続ドラマ『刑事7人』(テレビ朝日系)に坂下路敏役で出演。これまでの活動で培ってきた表現力が発揮されている。

 また、先述の小瀧にとって初のミュージカル『ザ・ビューティフル・ゲーム』では、宗教対立が巻き起こる北アイルランドで、運命に翻弄されるサッカー選手である、主人公のジョン・ケリーを演じた。同作はミュージカル界の巨匠、アンドリュー・ロイド=ウェバーが作曲を手がけたミュージカルの傑作。小瀧は「歌を通した表現に興味があり、いつかミュージカルに挑戦したかった」とミュージカル初出演の喜びを語り、「みんなにおんぶにだっこで(笑)助けられています」「本当に人に恵まれている」と信頼できるカンパニーの中で大役を果たした(※1)。これまで数々の出演舞台で高い評価を得てきた小瀧。今回のミュージカルで得たものは、演技はもちろんステージパフォーマンスでも生かされていくのだろう。

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