アミューズ、「一般財団法人みらいエデュテインメント財団」設立 違いをおもしろがれる世界の実現を目指す

 株式会社アミューズが、「一般財団法人みらいエデュテインメント財団」を設立した。

みらいエデュテインメント財団

 創業以来、アーティストの唯一無二の才能と向き合い、育み、輝かせることを使命としてきたアミューズ。事業の中心は「人」であるとし、アーティストやスタッフがそれぞれの個性を最大限に発揮し、それらが混ざり、繋がりあうことで、人々の心や社会を動かす感動を生み出し続けてきた。

 創業45周年を迎え、アミューズならではの「人づくり」を通じて良い社会の実現に寄与するべく、本財団を設立。「みんな違うのが、おもしろい。」をスローガンに、一人ひとりが個性や可能性を育み発揮し、他者との違いを尊重しあえる、より彩り豊かな世界の創造に貢献するという。

 本財団が目指すのは”エデュテインメント”による豊かな未来の創出。エデュテインメントは「エデュケーション(教育)」と「エンターテインメント」を掛け合わせた造語であり、五感で感じ心が動くことで得られるより本質的な学びを意味する。非認知能力やアート思考が注目されているなか、「たった1つの正解」を前提とする従来の教育ではなく、自ら考え、自身や社会をより豊かにする新たな学びをもたらす鍵は人の心を動かす「感動」の力であると考え、エンターテインメントの力を通じて言語や文化の違いを超え、一人ひとりが多様な個性を表現し、違いをおもしろがれる世界の実現を目指していく。

理事長 大里洋吉より

この度「みらいエデュテインメント財団」を設立いたしました。
1978年に株式会社アミューズを設立し、日本社会における文化の創造・発展に努めてまいりましたが、これもひとえに皆様のご支援の賜物と感謝申し上げます。

この世界は、たくさんの個性で溢れています。個性を認め合うことができずにぶつかりあったり、衝突を恐れせっかくの個性を殺してしまうのではなく、「みんな違うのが、おもしろい」と言いあうことができる社会の創造を目指し、本財団を設立いたしました。本財団は、山梨県のアミューズヴィレッジを基点とし、自らの個性に気づき、世界と繋がる橋渡しをしてまいります。心を動かす体験を通じて、多彩な世界と自分の可能性を知っていただくことこそが、「ひとつになれる未来」に繋がるものと信じています。

今後共、当財団の活動にご支援、ご高配賜りますようお願い申し上げます。

みらいエデュテインメント財団

■財団概要
一般財団法人みらいエデュテインメント財団
所在地:山梨県南都留郡富士河口湖町西湖997
代表理事:大里 洋吉
主な事業内容:芸術表現、異文化交流などを通じた教育・教養事業
設立日:2023年7月6日(木)

<役員構成>
【理事長(代表理事)】
大里 洋吉(株式会社アミューズ 代表取締役会長)
【理 事】
奥山 佳恵(俳優/タレント)
小林 武史(音楽家/ap bank代表理事)
中川 晶子(株式会社JTB)
平原 依文(HI合同会社 代表)
宮本 芳彦(株式会社宮本卯之助商店 代表取締役社長)
【監事】
尾尻 哲洋(税理士)
灰原 芳夫(公認会計士)
【評議員】
市川 翠扇(日本舞踊家)
大里 久仁子(株式会社アミューズ 相談役ファウンダー)
賀川 一枝(カガワデザインワークショップ)
中西 正樹(株式会社アミューズ 代表取締役社長)
服部 亮(OCHABI artgym 代表)
能美 弓子(まんぼう子ども食堂))

<活動内容>
・異文化交流
争いのない世界を実現するためには、互いの違いを認め、尊重しあうことが不可欠。世界と繋がり多様な文化や価値観、自分自身を知ることで、違いを新たな価値に変える将来のグローバル・リーダーを育む。
・食農教育
食を通して、自然の尊さや、いのちの大きな循環を学ぶ。世界で9人に1人が直面しているとされる食糧問題など、持続可能な食のありかたについて考えるきっかけをつくる。
・アート
アート表現を通じて、既成概念にとらわれない、人間が生来持つ創造力を解放する。他者のアート表現にも触れることで、豊かな感性を育みながら、多彩な世界観を学ぶ機会をつくる。
・パフォーミングアーツ
全身を使い感情を表現することで、一人ひとりの異なる才能や可能性が輝きだす。また、仲間ともにつくりあげる体験を通して、他者への思いやりや想像力、コミュニケーションなどの人間力を育む。

■関連リンク
ホームページ:https://mirai-edutainment.jp/

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