ジャニーズWEST 中間淳太・桐山照史から語られるグループ愛 大きな船の土台をしっかり支える2人

 また先だって桐山照史も冒頭で触れた『言葉にできない、そんな夜。』で中間との絆を感じさせる印象深いシーンがあった。「腹をくくって、立ち向かうとき」がテーマの5月9日放送回で、桐山はデビューを直談判した思い出について語った。その際に「NO、という判断が下されたら、僕と中間はジャニーズ事務所を離れてお仕事をする」と腹をくくっていたエピソードを明かした。その際にMCを務めるスピードワゴンの小沢一敬から「腹くくったね! 怖かった?」と尋ねられると、「怖くはなかったですね、中間がおったんで」と告白。小沢が思わず「エモい~」と叫ぶ場面もあった。

 このエピソードは桐山にとって特別な思い入れがあったようで、過去にもドキュメンタリー番組『RIDE ON TIME』(フジテレビ系)でデビューを直談判した時の心情と中間との関係性を絡め「淳太くんがいないならやる必要ないでしょ、淳太くんも照史がいなかったらやる必要ない。腹くくれる仲ってあんまりいない」と語っていた。

ジャニーズWESTという大きな船の土台をしっかり支える2人

 2004年にユニット・B.A.D.を結成して以来、ともに歩み続けてきた2人。関ジャニ∞がデビューして以降は、中間、桐山が濵田崇裕や浜中文一などとともに、関西ジャニーズJr.をけん引してきた。

 関西ジャニーズJr.時代から圧倒的な人気と存在感を誇った伝説のユニット・B.A.D.でも、デビューが見えず不安な時期を共有してきた中間と桐山。お互いの進退をかけて掴んだデビューだからこそ、ジャニーズWESTを大切に思う気持ちもひとしおのはず。だが、普段は濵田を含めた“お兄ちゃん組”がグループ愛を声高に語ることはあまりない。しかし、中間はMCに加え、あえてYouTube企画ではイジられ役を買って出るだけでなく、普段から地道に勉強を重ね、クイズ番組や政治経済分野に鋭い分析をするコメンテーターとしても活躍している。また桐山はドラマ、舞台で俳優として活躍するほか、バラエティ番組のロケでは人懐っこさを生かしたトークを担うなど、2人はジャニーズWESTという船の土台をしっかりと支えているメンバーだ。来年のデビュー10周年イヤーでは久々に2人のユニットパフォーマンスも見てみたい。

ジャニーズWEST、気心知れた7人の長尺企画が好評 YouTube企画の絶妙なチームワークと確かな絆

ジャニーズWESTが4月6日、公式YouTubeチャンネル「WESTube」を更新。メンバー全員でリレークッキングに挑戦した動画…

桐山照史&神山智洋、重岡大毅&藤井流星……ジャニーズWEST『POWER』ユニット曲に注目 少人数だからこそ映える表現力

3月1日に9作目となるアルバム『POWER』をリリースしたジャニーズWEST。リリース直前まで頻繁にTikTokを配信するなど、…

関連記事