WOWOWで坂本龍一追悼特集 『ラストエンペラー』『戦メリ』、密着ドキュメントからツアー映像まで一挙放送

 WOWOWでは、2023年3月28日に逝去した坂本龍一の追悼特集『追悼:坂本龍一』が4月7日から20日にかけて放送・配信される。

 WOWOWでは、故人をしのび4月7日に坂本が音楽を担当し、自身も出演した『ラストエンペラー』 、4月16日には『レヴェナント:蘇えりし者』 、4月20日にはデヴィッド・ボウイら異色のキャストが話題を呼んだ『戦場のメリークリスマス』が放送・配信される。さらに、2年以上にわたって取材を行い、がんの闘病生活から新たな創作活動に挑む姿までを映し出した『ノンフィクションW 坂本龍一の700日 〜MUSIC, ART & LIFE』、ヨーロッパ各地で 話題を集めたトリオが日本で再び集結したツアー『坂本龍一 Trio Tour 2012』、坂本のピアノ&指揮と、東京フィルハーモニー交響楽団の演奏により、坂本の名曲の数々が響きわたった『坂本龍一 Playing the Orchestra 2014 』の3本が4月8日にオンエアされる。

■番組情報
◇『ラストエンペラー』
4月7日(金)午前6:00、14日(金)午後7:00、26日(水)午前4:30(字幕版)
[みどころ] 鬼才ベルナルド・ベルトルッチ監督が清朝最後の皇帝である溥儀の生涯を、壮大かつ華麗に再現した歴史ドラマの超大作。第 60回アカデミー賞で作品賞など大量9部門を制覇した名作

[スタッフ・キャスト]
監督:ベルナルド・ベルトルッチ
製作:ジェレミー・トーマス
脚本:ベルナルド・ベルトルッチ、マーク・ペプロー
撮影:ヴィットリオ・ストラーロ
音楽:坂本龍一、デヴィッド・バーン、ソン・スー 出演:ジョン・ローン(役名:溥儀)、ジョアン・チェン(役名:蜿容)、ピーター・オトゥール(役名:レジナルド・ジョンストン)、坂本龍一(役名:甘粕大尉)、マギー・ハン(役名:イースタン・ジュエル)、ケーリー・ヒロユキ・タガワ (役名:張謙和)、高松英郎(役名:菱刈隆)、立花ハジメ(役名:日本人通訳)、ヴィクター・ウォン(役名:陳宝琛)

◇『レヴェナント:蘇えりし者』 4月16日(日)午後11:00(吹替版)
[みどころ] 人気男優レオナルド・ディカプリオが悲願としてきたアカデミー賞の主演男優賞を、第88回の同賞で初受賞した話題のサバ イバルアクション。監督は話題の鬼才アレハンドロ・G・イニャリトゥ

[スタッフ・キャスト]
監督:アレハンドロ・G・イニャリトゥ
製作総指揮:ブレット・ラトナー ほか 製作:アレハンドロ・G・イニャリトゥ、アーノン・ミルチャン、スティーヴ・ゴリン ほか 脚本:アレハンドロ・G・イニャリトゥ、マーク・L・スミス
撮影:エマニュエル・ルベツキ
音楽:坂本龍一、カールステン・ニコライ
出演:レオナルド・ディカプリオ(役名:ヒュー・グラス、声:加瀬康之)、トム・ハーディ(役名:ジョン・フィッツジェラルド、声:桐本拓哉)、ドーナル・グリーソン(役名:ヘンリー隊長、声:鶴岡聡)、ウィル・ポールター(役名:ジム・ブリジャー、声:西健亮)、フォレスト・グッドラック(役名:ホーク、声:木村良平)

◇『戦場のメリークリスマス』 4月20日(木)午後9:00
[みどころ] 大島渚が第二次大戦下のジャワ島を舞台に、日本軍のエリート士官と捕虜の連合軍将校らの交流を描いた極限の人間群像ドラ マ。坂本龍一、デヴィッド・ボウイら異色のキャストが好演

[スタッフ・キャスト]
監督:大島渚
製作:ジェレミー・トーマス
脚本:大島渚、ポール・メイヤーズバーグ
撮影監督:成島東一郎
音楽:坂本龍一 出演:デヴィッド・ボウイ(役名:ジャック・セリアズ)、坂本龍一(役名:ヨノイ大尉)、ビートたけし(役名:ハラ軍曹)、トム・コンティ(役名:ジョン・ロレンス)、ジャック・トンプソン(役名:ヒックスリー)、内田裕也(役名:拘禁所長)、ジョニー大倉(役名:カネモト)、室田日出男(役名:ゴンドウ大尉)

◇『ノンフィクションW 坂本龍一の700日 〜MUSIC, ART & LIFE』
4月8日(土)午後7:00

[みどころ] 世界的アーティストである坂本龍一に、2年以上にわたって取材を敢行。がんの闘病生活から、新たな創作活動に挑む姿までを映し出す
[内容] 「世界のサカモト」、坂本龍一。音楽家としてだけではなく、アートの領域からの信頼も、また厚い。札幌国際芸術祭2014のゲスト・ディレクターとして、メディアアートのアーティストとさまざまな展示を企画してきた。2013年11月の最 初の公式イベントをスタートに、札幌国際芸術祭2014のスケジュールは、そのまま開催日まで進行するかと思われてい た。 しかし、突如の喉頭がんの発表。坂本龍一不在のまま迎えた札幌国際芸術祭2014。その後、がんからの復帰を経て、山田 洋次監督作品『母と暮せば』の映画音楽制作を行なう。それらを追いながら坂本龍一の目指す音楽と芸術が織り成すフィールドを描いていく。(2015年)

◇『坂本龍一 Trio Tour 2012』
4月8日(土)午後8:15

[みどころ] 2012年、16年ぶりにピアノ+チェロ+ヴァイオリンによるトリオ・アルバム『THREE』を発売。ヨーロッパ各地で 話題を集めたトリオが日本で再び集結したツアー。
[内容] ツアータイトルならびにアルバムタイトルからも分かるとおり、演奏者は3人。ピアノ、チェロ、ヴァイオリンという、極め て小編成でありながらも最良の音楽表現が可能とされるトリオによるこのプロジェクトは、1996年に発表され全世界で高 い評価を受けた『1996』以来となるトリオ編成のもの。『1996』発表時に行なわれたワールドツアーにおいても激賞 され、再演が待ち望まれていたトリオによるツアー。そんなファンの夢が叶ったのがこの『Trio Tour 2012』 だが、チェロにジャケス・モレレンバウム、ヴァイオリンにジュディ・カンという、アルバム『THREE』と同じメンバー 構成で行なわれた点も見どころ、聴きどころの一つ。特に『1996』も含め長年にわたり坂本の作品やライブに関わってき た“相棒”モレレンバウムとの息の合った演奏にはぜひとも注目したい。

収録日:2012年12月19日
収録場所:東京 赤坂ACTシアター
出演:坂本龍一、ジャケス・モレレンバウム、ジュディ・カン
楽曲:Kizunaworld、1900、Happy End、Bibo no Aozora、A Flower is not a Flower、Tango、Happy End、 Kizunaworld、1919、0318、Shizen no Koe、Still Life in A、Nostalgia、Merry Christmas Mr. Lawrence、The Last Emperor、1919、Yae no Sakura、Theme for Yae、Rain、Parolibre

◇『坂本龍一 Playing the Orchestra 2014』4月8日(土)午後10:15

[みどころ] 坂本龍一とオーケストラとの共演。坂本のピアノ&指揮と、東京フィルハーモニー交響楽団の演奏により、彼の名曲の数々が 東京・サントリーホールに響きわたる。
[内容] 2013年5月、坂本龍一が日本国内で16年ぶりにフルオーケストラと共演するということで話題を呼び、彼の代表作をさ まざまなオーケストレーションで見せていく趣向が絶賛された「Playing the Orchestra」。その音楽 性豊かな企画が2014年も実現。全国7会場の公演から、4月の東京・サントリーホール大ホールでの模様をお届けする。 YMOの曲から、自身の代表曲、そしてオーケストラにぴったりな映画音楽まで、多彩な楽曲が演奏されるプレミアムな公演。「Merry Christmas Mr. Lawrence(戦場のメリークリスマス)」など数々の名曲を披露 し、ファンを魅了した。坂本龍一のピアノとフルオーケストラが織り成す、ゴージャスなライブを堪能したい。

収録日:2014年4月4日
収録場所:東京 サントリーホール
出演:坂本龍一、東京フィルハーモニー交響楽団
楽曲:Still Life、Kizuna、Kizunaworld、Aqua、Bibo no Aozora、Castalia、一命 (M04-no way out)、Ichimei、 Bolerish 2013、Happy End、The Last Emperor、Ballet Mecanique、Untitled01-Anger、Little Buddha、Yae no Sakura、The Sheltering Sky、Merry Christmas Mr. Lawrence

■関連リンク
WOWOW番組特集ページ
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