昨年6月に新メンバーを迎え、9人体制になったLucky²。キュートな笑顔やキレのあるダンスパフォーマンスなど、グループとしての魅力をさらにパワーアップさせた彼女たちが、2023年の第1弾となるニューシングル『ラキラキLOVE!』を2月22日にリリースした。ドラマ『リズスタ -Top of Artists!-』（テレビ東京系）のエンディングテーマにもなっている表題曲は、Lucky²の前向きで明るいエネルギーが弾けたポップチューン。今回はメンバーを代表して、比嘉優和、深澤日彩、上村梨々香の3人に話を聞いた。（山田邦子）【インタビュー最後にプレゼント情報あり】

「細かいところまで見てくれていることが活力になる」（比嘉）

――新曲「ラキラキLOVE!」が完成しましたね。

比嘉優和（以下、比嘉）：リリースイベントも始まってるのですが、この曲はLucky²らしさをより出せるかわいい曲になっています。ジャケット写真とかアーティスト写真もすごくガーリーで、早く皆さんに届けたい気持ちでいっぱいです。

深澤日彩（以下、深澤）：Lucky²の楽曲には明るい曲調が多いんですけど、この「ラキラキLOVE!」も、ポジティブになれる前向きな歌詞がたくさん詰まっていると思うので、早く皆さんにたくさん聴いていただきたいです。

上村梨々香（以下、上村）：歌詞にも〈みんな一緒に歌おう ラキラキ LOVE！〉」とあるんですが、聴いてくれる皆さんと盛り上がれるような曲だなぁと思っています。

――今年最初の作品ということで、去年1年間の経験や成長も詰め込まれているんじゃないかなと思います。

比嘉：去年はたくさんの曲をリリースさせていただきました。あとはやっぱり、去年メンバーが9人になってエネルギーが高くなってきているのを感じています。

深澤：1stライブツアー『Lucky² First Live Tour - Brand New World! -』の東京公演の最終日、アンコールで新メンバー3人と一緒にステージに立って、9人での初パフォーマンスをお届けしたんです。ファンの皆さんの反応がとても温かかったので、いいステージになったんじゃないかなって思いました。

――新メンバーとして加入した上村さん、去年はどんな年でしたか？

上村：去年の6月に新メンバーとして加入させていただいたんですが、全部が初めての経験で、思い出に残っていることばかりです。私たち3人（上村、森朱里、佐藤妃希）が新メンバーとしてステージに出た時、ファンの方がとても喜んでくれているのが伝わってきて嬉しかったです。その後はリリースイベントやサイン会もやらせていただいたんですが、ファンの方と直接会える機会がたくさんあったので、とても楽しかった印象の強い年でした。

――でもよく考えると、9人になってまだ半年ちょっとなんですね。もっと一緒にいるような気がしませんか？

比嘉：本当に（笑）。このメンバーで最初からいるんじゃないっていうくらい、みんなが一つになって頑張ってます。

――去年を振り返って話すこともありましたか？

比嘉：そうですね。年末にみんなで話す機会があったんですが、去年の振り返りだったり、2023年はどういうことを頑張っていこうねって再確認したりしました。

深澤：去年はファンの皆さんにお会いできる機会がたくさんあったから、今年もさらにお会いできる機会が増えたらいいねとか、もっとLucky²の知名度を上げられるように頑張ろうねっていう話をしました。

――年明けから「ラキラキLOVE!」のリリースイベントも始まりましたが、ファンの方の反応などはいかがですか？

上村：この楽曲はLのポーズを使ってサビでダンスを踊るんですが、特徴的なのでいち早く覚えてくださって、一緒に踊ってくれるのが嬉しかったです。

比嘉：今回も、衣装を真似してくださる方も多かったんです。

――衣装を？

比嘉：はい。毎回そうなんですが、自分の好きな衣装を真似してイベントに来てくれたりして、本当に嬉しいんです。

上村：ね！　ジャケット撮影で使ったものと同じぬいぐるみを持って会いに来てくれた小さい子たちもたくさんいて。どうやって見つけたんだろうって、とてもびっくりしました。

比嘉：髪型もそうだし、メイクも同じようにラメとかつけて真似してくれて、本当に細かいところまで見てくれているんです。それが、私たちの活力にもなってます。

「今までとはまた違ったフレッシュさが出ている！」（深澤）

――では改めて、新曲「ラキラキLOVE!」について聞かせてください。まずはこのタイトル、すごくかわいいですね。

上村：はい。私たちはLucky²というグループ名なので、「ラキラキ」と入っているのが嬉しかったし、「LOVE」っていうワードからもラブリーな楽曲だと伝わるタイトルだなって思いました。

深澤：今回の「ラキラキLOVE!」は、Lucky²のフレッシュさが一番出ていると思っています。今までとはまた違ったフレッシュさが出ていると思うし、サビで繰り返されている〈Lucky〉とか〈Happy〉とかそういうフレーズを聴くと明るくなれる。聴いていて思わず体がノッてしまうような、楽しい曲になっています。

――確かに、じっとして聴いてはいられませんね。

比嘉：いられません（笑）。ライブでも「ぜひ動いてください！」「一緒に踊りましょう！」って呼びかけているような曲になってると思います。

――この曲の歌詞に〈ケンカしちゃっても 仲直り秒でしよう！〉とありますが、皆さんは実際にどうやって仲直りをしていますか？

深澤：私はお姉ちゃんと妹がいて、やっぱり姉妹喧嘩が一番多いなって思うんです。

比嘉：私も！

上村：私もありますね。

比嘉：毎日のように喧嘩してます（笑）。

深澤：私の家は特に謝りもしないんですが（笑）、時間が経ったら自然と仲良くなっていることが多いです。

――家族ですからね。

比嘉：うちは、物で釣ります（笑）。三姉妹なんですけど、一番下の妹はまだ小さいから、お菓子とかあげるとすぐに仲直りできるんですよ。真ん中の妹は活発だし結構手強い。でも、何かあげると「もういいよ」みたいになってます（笑）。気づいたらみんなで遊んで、また喧嘩してっていう繰り返しです。

上村：私は弟がいるんですけど、私も弟も負けず嫌いというか強気なので、喧嘩した時は2人とも謝る気がなくて。そういう時はお母さんが「仲直りしなさい！」って言うので、本当は思ってないんだけど「ごめんね」って言います（笑）。

比嘉：かわいい（笑）！

――お友達と喧嘩した時は、たとえば「この曲知ってる？」って音楽が話しかけるきっかけにもなったりしそうですよね。

深澤：確かにそうかもしれない。

上村：気持ちを繋いでくれそう。

比嘉：じゃあこれから喧嘩した時はこの「ラキラキLOVE!」を聴いて、秒で仲直りしてくれたらいいですね。

――あとは〈心配だったこと 迷っていたこと／みんなに会えれば 全部全部 吹き飛んでしまうよ〉」という歌詞もありますが、これはファンの皆さんとの関係にも置き換えられそうですね。

比嘉：そうなんです。一つひとつの歌詞に意味があって、深く聴くと本当にいい曲なんだと改めて実感していただけると思います。ファンの方がいないと私たちは活動できていないし、曲のリリースやライブができるのもファンの方のおかげ。聴いてくれる方がいるから、レコーディングもダンスも頑張ろうって思えるんですよね。だから本当に感謝しています。

――SNSもファンの方とのコミュニケーションの場として使っていますもんね。

深澤：はい。皆さんからのコメントを目にすると、「今日も頑張ろう！」って思えるから私もすごく感謝しています。

上村：うちはお父さんとお母さんが、自分のことのようにチェックしてくれていて（笑）。ファンの方がこんなふうに言ってくれたよっていうのを聞きながら、いつも元気をもらっています。

――直接会えるリリースイベントやライブという場所も、お互いに元気をもらえる場所なんでしょうね。

比嘉：はい。直接会って、楽しんでくれている姿を見て、頑張ろうって思う気持ちが倍になるし、自分たちの力になります。なので、これからも大切にしていきたいです。