MISIAや和田唱らアートディレクター 信藤三雄を追悼 SMAPやMr.Childrenファンからも悲しみの声
アートディレクターの信藤三雄が2月10日、胃がんのため沖縄県の自宅で死去。訃報を受け、音楽業界からもSNS上で哀悼の声が次々と上がっている。
信藤三雄は、1980年代から松任谷由実、サザンオールスターズ、Mr.Children、SMAPなど多くのミュージシャンのレコードやCDジャケットを手がけ、90年代以降は映像作家としても活躍。特に80年代後半から90年代前半にかけては、ピチカート・ファイヴやフリッパーズ・ギターといった「渋谷系」ミュージシャンのアートワークに携わり、過去のポップカルチャーをブラッシュアップするようなディレクションの数々は、90年代の日本のサブカルチャーを築き、その後の音楽業界・アート界に多大な影響を与えた。
MISIAは2月14日更新のInstagramに信藤が手がけたジャケットを載せ「デビューシングルとデビューアルバムに始まり、ほぼ全ての作品のジャケットデザインをしてくださった信藤三雄さんの訃報、まだ飲み込めていない私がいます。」と書き出し、当時のジャケット撮影の思い出を綴り、最後に「今こうして思い返す私の知る信藤さんは、愛に生きた方でした。」とコメント。
hide with Spread BeaverやGLAYのサポートとしても知られるキーボディストのD.I.E.
は、「『FRAGILE 』の斬新なデザインでお世話になり、その後そのジャケットを見たhideちゃんがのけぞって「カッチョええ!」と言ってましたが、Ja,zoo のジャケットも信藤さん。ありがとうございました Rest In Peace」とツイートした。
クリエイティブ・ディレクターの箭内道彦はTwitterで「信藤三雄さんとの作品」と添えて、2003年のDREAMS COME TRUE『DREAMAGE-DREAMS COME TRUE “LOVE BALLAD COLLECTION”』のジャケットや、フリッパーズ・ギター解散後、Corneliusとして活動していた小山田圭吾が1996年に出演した森永「小枝」のCM動画をアップした。
和田唱(TRICERATOPS)は「信藤三雄さん。亡くなったなんて... 悲しいなぁ。手がけて頂いたCDジャケット、その撮影や打ち合わせの時間まで、思い出すことがたくさんある。大御所なのにこちらを緊張させない愛嬌のあるオジサンで、その場の思い付きをガンガン取り入れて行く人だった。信藤さん、どうぞ安らかに…。」とツイートした。
クレイジーケンバンドは公式Twitterにて「信藤三雄さんによる #クレイジーケンバンド のアートワークは、99年にアナログ「ヨコワケハンサムワールド」をはじめ2000年アルバム「ショック療法」、2002年シングル「タイガー&ドラゴン」のジャケット・MV、その他様々なアートワークで大変お世話になりました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。」とコメント。
映画監督の紀里谷和明は「師、信藤三雄さんが天に召されました。彼との出会いがなければ今の自分は絶対にありません。」とツイート。90年代以降のカルチャーを共に築いてきたFPM (Fantastic Plastic Machine)こと田中知之は「またもや訃報が。しかし、今年になってSNSが故人との思い出を綴る場所になってしまっているのが、仕方のないこととはいえ、やるせないですねぇ、、、。」と複雑な心境をツイートした。
信藤は、『男闘呼組 2023 THE LAST LIVE』のキービジュアルも撮影。男闘呼組の高橋和也がInstagramで「最高にイカした写真です」とコメントした。また渋谷系として一世を風靡したカジヒデキもInstagramで写真と共に信藤との思い出を綴った。
他にも高野寛や遊佐未森、冨田恵一、志磨遼平(ドレスコーズ)や越川和磨など多くのミュージシャンがツイートし、元ピチカート・ファイヴのメンバーでもある田島貴男(ORIGINAL LOVE)らは公式のお知らせをリツイートする形で哀悼の意を表した。また信藤が数多くのアートワークを手がけたMr.ChildrenやSMAPのファンなどからも悲しみのツイートと共に、ジャケットの思い出話に溢れ、世代問わずに影響を与えた彼の実績を改めて感じる。
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