三代目 J SOUL BROTHERS、再集結した7人が開く“第二章の扉” 今こそ届けたい「R.Y.U.S.E.I.」の先にあるメッセージ

三代目JSB、再集結して開く第二章の扉

「夢を掴んできた僕らは〈人生一度きりじゃない〉って伝えられる」(ØMI)

ーーそして表題曲「STARS」(作詞:sty/作曲:Dirty Orange、sty)は、2014年に三代目JSBを一躍スターダムに押し上げた代表曲「R.Y.U.S.E.I.」の作者、音楽プロデューサーのstyさんが手掛けられています。こちらはどういった経緯で生まれたのでしょうか。

岩田:僕らが直接styさんにアプローチして、「こういう曲を作ってください」とお願いしたわけではないんですけど、選曲段階から7人で話し合って、「三代目JSBの再起を懸けるのにふさわしい楽曲を見つけよう」という想いでデモを試聴していて。いくつか聴かせていただいた中で、メンバー全員が「これだ!」と確信したのが、EDM調の「STARS」でしたね。というのも、三代目JSBが世間に認知され始めた時期に自分たちが発信していた楽曲は「R.Y.U.S.E.I.」のようなEDM調のテイストがメインでしたし、パフォーマンスの面でも、EDMは三代目JSBらしさを表現しやすいジャンルなんです。styさんが「R.Y.U.S.E.I. pt.2」をテーマに書き下ろしてくださったという経緯もありながら、僕としては「新しい三代目JSBを見せられる!」という期待感が強くありました。

ØMI:styさんは「R.Y.U.S.E.I.」を書いてくださった中で、当時の僕らの想いや夢を追う姿を〈人生一度きり DREAM 掴みたいから今〉という歌詞で表現してくださったんですけど、そこから8年の時が経って生まれた「STARS」は、やっぱり言葉のチョイスが違うんですよね。今振り返ると、当時は自分たちのことに一生懸命だったから、自分たちに〈人生一度きり〉だって言い聞かせていて。その夢に向かって突き進む力強さが「R.Y.U.S.E.I.」だったんです。でも、実際にたくさんの夢を掴んで、いろいろなことを経験した今の僕らは〈人生一度きりじゃない〉って他人に伝えられるようになった。このストーリーが背景にあることで、「STARS」はより深い意味を持った曲になっていると思いますし、これはまさに、僕らをずっと見守ってくれているstyさんにしか書けない歌詞だなと思いました。

ーー取材でも“人生一度きり”とよくおっしゃっている岩田さんは、〈人生一度きりじゃない/何度やり直しても〉という「STARS」の歌詞をどう受け止めているんですか?

NAOTO:確かに、岩ちゃんはよく言ってるね(笑)。どうなの?

岩田:人生は一度きりですよ!(笑) それは世界中の誰しもが平等に与えられている条件です。でも、1度きりの人生の中で何を選択していくかが大事で、自分次第で人生は変えられる。そんな前向きなメッセージを発信している曲ですし、表現が違うだけで、伝えていることは「R.Y.U.S.E.I.」と同じだと思っているので、僕自身も共感しながら聴いています。

ØMI:それに補足すると、この歌詞が生まれた理由の1つには、コロナ禍もあると思うんですよね。僕らもコロナ禍の影響で、10周年のメモリアルイヤーが1年ずれたりしたので。でも、立ち止まったからといって、それで全てが終わるわけではないから。そういう意味でも、みなさんの背中を押せる楽曲なんじゃないかなと思いますし、レコーディングする際も、ちゃんとメッセージが伝わるように意識して歌いました。

ーー歌い方に関していうと、昨年はØMIさんのソロ曲を聴く機会が多かったので、ØMIさん=肩の力を抜いた柔らかい歌い方という印象が強かったのですが、「STARS」は方向性が違って懐かしさを感じました。

ØMI:「STARS」のレコーディングは、改めて「R.Y.U.S.E.I.」の音源を聴き直して、当時どういう歌い方をしていたかな? っていうのを確認してから録ったんですよ。正式に「R.Y.U.S.E.I. pt.2」として作られた曲ですし、MATEのみんなもトラックを聴いただけでハッとする曲だと思うので、歌い方もオマージュしようと思って。あの頃の自分を再現するような気持ちでレコーディングに臨みました。8年も経つと、歌い方も、音楽的な思考も良い意味ですごく変わったなって実感しましたね。今までは、常に今の歌い方がベストだと思ってアップデートしていくのが当たり前だったんですけど、この機会に過去の自分と向き合ったことで、ボーカリストとしてまた視野が広がったなと思います。

'STARS' Official Music Video / 三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE

ーー振付についてはNAOTOさんにお聞きしたいんですけど。ところどころ、ランニングマンを踊り出しそうなパートがありますが、そこはどんな振付がついているんですか?

NAOTO:ランニングマンしそうですよね(笑)。ただ、そのままランニングマンをやるわけではなくて、「この曲ならではの象徴的なダンスを入れたいな」と考えていて。実際は振付師の方に作っていただいたんですが、ランニングマンと似たようなニュアンスもありつつ、格段にレベルの上がった振付が完成しました。だから、ファンのみんなが簡単にチャレンジできるかと言ったら、なかなか難しいかもしれない。でも、よく見たらシンプルな振りなんで! 「R.Y.U.S.E.I.」に続くレッスン2みたいな感覚で、ぜひチャレンジしてほしいですね。一緒にレベルアップしましょう(笑)。それ以外にもサビに印象的な振りを入れていたりするので、そういう部分はマネしやすいんじゃないかなって思います。

ーーそのキャッチーなサビのダンスに命名するとしたら、“何ダンス”でしょうか。

岩田:えー、なんだろう?

NAOTO:正式名称はジャークダンスなんですよね。長い歴史のあるジャンルではないんですけど、近年流行っているダンス。そのジャークを使った振りです。ジャーキングマンです!

ØMI:名前だけ聞いていると流行らなそうだけど、大丈夫?(笑)

NAOTO:じゃあ、“STARSダンス”で!

ーー(笑)。MVもダンスにフォーカスしているんですか?

NAOTO:MVも7人のパフォーマンスが見どころですね。さっきも言ったように「この宇宙の片隅で」のMVは7人が一度も揃うことがなくて、「STARS」のMVの前日譚みたいな感じなんですけど、「STARS」は7人が揃って届ける原点のような楽曲なので、最初から最後まで踊りっぱなし。「この宇宙の片隅で」とは違う方向で、すごく見応えのある作品になっているなと思います。

ーー「R.Y.U.S.E.I.」の時はランニングマンだけ7人で踊るスタイルでしたけど、今回は終始7人で踊っているんですね。

NAOTO:そうそう。普通逆なんじゃない? って思うんですけど、ウチは年々ボーカルが踊る分量が増えるっていう、謎の傾向があるんですよ(笑)。

ØMI:この曲に関しては、NAOTOさんが「久しぶりの楽曲だから、頭から終わりまで全員でパフォーマンスしたい」って言っていて、それを受け入れる形だったんですけど、確かに年々増えていますね。35歳にして、毎回新しい試練に立ち向かっています(笑)。

NAOTO:前は「このパート踊る? 踊らない? 歌に集中してもいいよ」って気を遣ってたんですけどね。別に気を遣わなくなったとかじゃなくて、(ボーカルが踊らないという前提を)本当に忘れてました! 1年空いたせいか、感覚がリセットされちゃってた。

一同:(笑)。

ーーソロ活動では、今市さんもØMIさんも当たり前のように踊ってますもんね。ファンの方の中でも、“三代目JSB=全員が踊る”イメージが定着していると思います。

NAOTO:しかも、2人ともダンスがどんどん上手くなってるから、ファンのみんなの期待値も上がってるんだろうなって思います(笑)。

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