胸が熱くなる交流も

　「仲良し大作戦」ラストは手作り親睦会。デリバリーチーム、飾りつけチーム、買い出しチーム、曲選びチームに分かれての準備はそれぞれのキャラクターがよく出ていたと言えるだろう。デリバリーチームはLEOが&TEAMのFUMA、NICHOLAS、JOをリードしつつ、注文していく。日本語勉強中で、なかなか前に出ることができないNICHOLASにSHUNTOが話を振りながら、ニコニコ見守る場面も。最終的にはNICHOLASが日本に来て初の電話でのデリバリー注文に成功した。

　飾りつけチームはRYOKIがリードして進めていく。周りを巻き込んでいく力はさすがと言ったところ。BE:FIRST全体でもそうだが、その場に応じた対応力が高いメンバーだということが分かる。

　そして多くの人を和ませたのが買い出しチームのBE:FIRST・RYUHEIと&TEAM・TAKIではないだろうか。“人見知り最年少コンビ”の二人だが、買い出しの道中、最初は遠慮がちだったトークが次第に熱を帯びたものになっていく様子は見ていて胸が熱くなる。

　&TEAMとBE:FIRSTの最大の共通点はオーディション番組から誕生したグループだということ。だからだろうか、人とのフィーリングの調節がうまく、スムーズに互いのグループにそれぞれ溶け込んでいたのが印象的だ。またみんなでフェスなどの場でパフォーマンスをしてみたいという発言もあったが、2組ともSKY‐HIによる大型プロジェクト『D.U.N.K. ‐DANCE UNIVERSE NEVER KILLED‐』への参加が決定している。3月に控えるライブイベントで2グループのコラボレーションが観られることを期待したい。