8LOOMメンバー分析 第6回:久留島巧=NOA、“人たらし”と言われる所以 高いパフォーマンススキルでグループを牽引
注目を集めているドラマ、『君の花になる』(TBS系)。第7話では、あす花(本田翼)が教師を辞めた理由が明らかになったり、弾(高橋文哉)がついにあす花へ告白したりと、新たな展開が見えた。次回予告を見ると8話ではまた波乱が起きそうで、続きが気になって仕方がない。一方、ドラマの外では8LOOMがツアー『君の花になる “Let’s 8LOOM” TOUR~THE FINAL~』を12月4日に無事完走し、12月7日には5thシングル「Forever or Never」もリリース。活動のラストスパートに入った。そんな8LOOMメンバーの中で、今回はNOAが演じる久留島巧(通称:たくみ)に注目したい。
たくみは、クールで完璧そうな雰囲気を持っているが、実は生活力が低めでド天然というギャップの持ち主。寮内では基本裸で過ごすタイプで、登場当初はあす花の前で裸になろうとしてなる(宮世琉弥)から止められるという場面もあった。さらに裏表がないストレートな性格で、あす花の前でもいないところでも「好き」と言葉にしたり、あす花に内緒で「寮母感謝デー」のサプライズを考えていたにもかかわらず本人に言おうとしてしまったりする場面も。
4話では、弾から「会いたいとか好きとか言いすぎだろ」、「思っていることいちいち口に出したら面倒くさいことになるだろ」と言われるも、「でも弾、いつも面倒くさいことになってない? 思ってること全然口に出さないのに」と返し、「どっちにしろ面倒くさいなら、思ってること伝えたほうがスッキリするよ」と図らずとも弾の背中を押していた。こういったところもメンバーたちに「人たらし」と言われている所以なのだろう。
そんな不思議な魅力に溢れるたくみは、パフォーマンススキルが格別に高い。繊細かつ高音が印象的な歌声と、180cm超えというスタイルの良さを活かした滑らかなダンスはどの曲においても健在だ。さらに、ダンスの中で見えるふっと力を抜くような仕草も彼なりの味になっていてかっこいい。かと思えば、「『Melody』 定点パジャマパーティーVer.」などではキュートな表情と仕草を見せており、まさにファンが求めるパフォーマンスをしているように見える。しかも、たくみというキャラクターを考えるとそれは計算ではないであろうから恐ろしい。