松村北斗、永瀬廉……相次ぐジャニーズの声優起用 “声”でも表現する繊細な演技
幅広いジャンルに挑戦し役者としても大躍進の永瀬廉
国民的ヒーローと夢の共演を叶えることになったのは、こちらも声優初挑戦となる永瀬廉(King & Prince)だ。シリーズ第42作目となる来年3月公開のアニメ映画『映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』でキーパーソン的な役割を果たすパーフェクトネコ型ロボット・ソーニャを演じる。今作で声優初挑戦となる永瀬は「声優に挑戦したいな、と思っていたらまさかあの『ドラえもん』でデビューできることになり、こんなに光栄なことはありません!『えっ!!』と大きな声が出ました」と溢れる喜びを語った。またアフレコの前にドラえもん役の声優・水田わさびから「頑張ってね!」と激励されたことも明かし、永瀬は「ドラえもんに応援してもらえた気分になってすごくアフレコもやりやすくなりました。達成感がすごくて、幸せでした」と喜びをかみしめた(※1)。
俳優としても着実に成長を遂げている永瀬は連続テレビ小説『おかえりモネ』、『わげもん~長崎通訳異聞~』(ともにNHK総合)、映画『真夜中乙女戦争』に続き『新・信長公記〜クラスメイトは戦国武将〜』の織田信長役と青春群像劇から時代劇まで、幅広いジャンルに挑戦。作品ごとに着実に俳優としての実力や存在感が増しているように見える。常に真っ正面から真摯に作品に向き合う姿勢が今の永瀬を形作っているのではないだろうか。
顔を出さず、声だけで演じる声優はテレビドラマや実写映画とは違ったテクニックやセンスが要求されるが、今回のふたりの声優としてキャスティングは繊細な演技による実力が認められた結果であるように思う。“声”の魅力も併せ持つふたりの活躍を映画館で見届けたい。
※1:https://www.daily.co.jp/gossip/2022/11/05/0015781497.shtml
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