『iCON Z』第45話、ガールズグループ部門最終審査へ プロデューサー陣を唸らせたファイナリストとしての圧倒的な完成度

 LDH史上最大規模のオーディション『iCON Z ~Dreams For Children~』に独占密着する、『~夢のオーディションバラエティー~ Dreamer Z』(テレビ東京系)第45話が9月18日に放送された。

 いよいよガールズグループ部門のオーディションもフィナーレへ。この最終審査で、デビューする5名が決定する。1年以上にわたる長い審査を経て、ここまで勝ち残ったのは10名。果たして栄光を掴みとるのは誰なのか。最終審査の課題は3つ。1つ目は全員によるオリジナルダンストラックでのパフォーマンス。2つ目はサードミッション上位5名による「CHILI CHOCOLATE」のパフォーマンスと、下位5名による「ONE BITE」のパフォーマンス。そして3つ目は2チームによる新たな課題曲「Lonely」のパフォーマンス。すべてのパフォーマンスを終えた時点で総合評価の高い5名が合格となる。

 まずはダンストラックパフォーマンスからスタート。10名全員で踊るのは、これが最初で最後となる。ステージ袖では、お互いに背中を叩き合って気合いを入れる姿があった。控室では緊張した表情を見せていた候補生たちだが、ステージに立ってスタンバイすると雰囲気は一変。プロと見紛うほどの表現力と一体感のあるダンスで、大迫力のパフォーマンスを見せた。曲中から笑みを浮かべていたガールズグループ部門プロデューサーのØMI(登坂広臣/三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)は、曲が終わるや否や立ち上がって両手でグッドサインを見せ、「個人の戦いだけど、まとまっているときはひとつの集合体に見えた。改めてスキルの高さを存分に発揮した、圧倒されるくらいのパワーを感じるステージでした。ファイナリストの力を見せたなと。素晴らしかったです」と絶賛した。サウンドプロデューサーのZEROも「今すぐにでもこのまま世界に届けられるくらいのクオリティ」とかなりの高評価。先頭に立ってメンバーを引っ張ってきたUWAとTSUKUSHIは、ステージから降りると抱き合って一緒に涙を流した。

 次なるパフォーマンスは、サードミッション1位から5位の上位メンバーによる「CHILI CHOCOLATE」。赤い衣装でバッチリと決めたメンバーが登場し、練習中に「自分たちが楽しもう」と話し合った通り、イキイキとしたパフォーマンスを見せる。ダンスも歌も難易度が高く、当初は候補生たちを大いに苦しめた課題曲だったが、オーディションを通して成長した彼女たちは完全にこの曲をものにしていた。ØMIは「余裕すら感じる。すごく成長が見えた」と再び絶賛。さらに「ANRIはどこか怯えながらパフォーマンスしていたイメージだったけど、もうそんなことすら感じない」「UWAの余裕が全体に行きわたってこのチームに落ち着きと余裕感が生まれたのかな」とコメント。音楽プロデューサーのALYSAは「RUANがいるとみんなが安心する。そういう存在になれているのは大きな成果」と評価し、ダンストレーナーのRuuは「MINAの努力を感じました。この5人にいなくてはならない存在になれた」と、各メンバーの成長を称えた。

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