乃木坂46 筒井あやめ&掛橋沙耶香、ライブやツアー経て芽生えた意識の変化 樋口日奈&和田まあや卒業への思いも

『好きというのはロックだぜ!』のお気に入りポイントは?

ーーそんなターニングポイントに、乃木坂46として節目の30thシングル『好きというのはロックだぜ!』が発売されました。表題曲は聴いているだけでハッピーになれる1曲ですね。

筒井:そうですね。最初、イントロのピアノを聴くと滑らかな感じの曲調なのかなと思ったんですけど、〈Who oh oh oh oh〉のパートに入るとはっちゃけた曲調に変わって「わあ、夏がきた!」と強く感じられて。最近のシングルはカッコいい曲が多かったので、個人的には久々に楽しい曲でうれしかったです。

掛橋:私は曲を聴く前、(清宮)レイから「『僕は僕を好きになる』っぽいよ」と言われていたんです。それで聴いてみたら、確かに「僕は僕を好きになる」っぽさがありつつも、私的には「ジコチューで行こう!」みたいな明るさも感じられて。歌詞には繊細さがあるんですけど、メロディは弾けるように明るいという、二面性のある曲だなと思いました。

乃木坂46 『僕は僕を好きになる』

ーーおっしゃるように、「僕は僕を好きになる」へのアンサーソング的な歌詞ですよね。すでにツアーでも披露中ですが、パフォーマンスで注目してほしいポイントはありますか?

掛橋:お客さんがサビでタオルを振ってくださるところかな。メンバーもお客さんもみんなでひとつになれて楽しいので、私的にそこが一番盛り上がるポイントです。

筒井:跳ねているような楽しいダンスがずっと続くので、私も踊っていて楽しいですし、お客さんもサビでタオルを回してくれたりとみんなで楽しめる、自然に笑顔になれる曲だなと思います。

ーーMVも非常に面白い仕上がりですよね。

筒井:夏休みに何をするのか、かっきー(賀喜遥香)の脳内でのプレゼンの様子をみんなで表現しています。今回は人格ごとにチームに分かれて撮影をして、最後に会議室に集まってプレゼンをするんですが、そのシーンは結構アドリブが多めで。揉めるシーンではちょっと喧嘩チックなことをしてみたりと、かなり自由に楽しくやれました。

乃木坂46『好きというのはロックだぜ!』

ーー筒井さんは飛鳥さん、遠藤さくらさんと「出不精人格」組でした。

筒井:出不精だからお部屋でまったりする感じを撮影しました。さく(遠藤)も飛鳥さんも大人しめなんですけど、私がさくを追いかけ回すところは本気で追いかけ回していたので、さくも楽しそうにしていましたよ(笑)。それに、さくと飛鳥さんは仲が良いので、みんなで楽しくしていたら撮影もあっという間に終わっていました。

ーー掛橋さんは金川紗耶さん、柴田柚菜さんとの「甘党人格」組。

掛橋:私たちのチームから撮影が始まったんですけど、朝6時からの撮影で、しかも4期生だけなので2人ともハイテンションで。朝から元気なのに加えて、甘いものまで食べられたので、それだけでOKでした(笑)。

ーー空港でのパフォーマンスシーンも見応えがありました。

掛橋:光に満ちた広い空間だったので終始楽しく踊れましたし、衣装も2パターンあってカラフルさが出せたので、この曲の明るさが伝わるかなと思います。

筒井:後ろがガラス張りで空と飛行機がしっかり見えたから、休憩中はみんなで飛行機を見ながら「今から飛び立ちたい気分だね」って話したりしていて。全体を通して爽快感が強かったから、あの場にいるだけで心が洗われました。

ーー総じて楽しさに溢れた撮影だったんですね。また今作には、3〜5期生の期別楽曲も収録されています。4期生は「ジャンピングジョーカーフラッシュ」という、かなりロック色の強い1曲です。

筒井:今までの4期生曲にはない新しい感じで、最初に聴いたときはびっくりしました。明るい曲調なんですけど、実は歌詞のメッセージ性が強くて。私は2番のサビの〈ああ 青春の日々よ/輝やけるのはいつまでか?/今日までって言われたって/後悔しないように...〉というところが特にお気に入りです。4期生には10代後半から20代前半の子たちが多くて、その年代って特に青春のイメージが強いので、この歌詞がすごく4期生に当てはまっているなと。歌っていると「後悔しないように、1日1日大切にしないとね」と思わせられるので、ファンの方には歌詞もしっかり聴いていただけたらと思います。

掛橋:4期生曲って初期は「4番目の光」や「図書室の君へ」みたいに落ち着いた曲調だったんですけど、それ以降はとにかく明るい感じの曲が続いていて。個人的には「そろそろカッコいい感じの曲が来るのかな?」と思っていたら、すごく明るいんだけど、その中にもカッコよさがある曲をいただけて。ギターのカッコよさとか今までの4期生曲にない感じですけど、歌詞も含めて全体的にはすごく明るくて、4期生っぽいなと思いました。

乃木坂46『ジャンピングジョーカーフラッシュ』

ーーこの曲では筒井さんが初めてセンターを務めています。

筒井:これまでセンターは目指すというよりも、自分には程遠いなというポジションで。今回は楽しい曲ですし、周りは4期生だけなので、初めてのセンターに対してプレッシャーを感じるというよりは「みんなで楽しもう!」という気持ちでやれています。でも、すごいチャンスをいただけたと思うので、ちゃんといい結果を残さないといけないなという気持ちも持っています。

ーー「ジャンピングジョーカーフラッシュ」は、3期生曲「僕が手を叩く方へ」とも5期生曲「バンドエイド剥がすような別れ方」とも色が異なりますが、掛橋さんがおっしゃるように4期生っぽさがしっかり表れているんですよね。

掛橋:曲調や歌詞の違いもあるとは思うんですけど、歌っている人たちの声によって色が変わってくるのかな。

ーーなるほど。MV撮影はどんな雰囲気でしたか?

筒井:朝早くから始まって夜遅くに終わるというスケジュールだったんですけど、今回は体感的にはあっという間で。個人的には今までのMV撮影の中でも、一番楽しかったんじゃないかな。みんなで濡れたり泡だらけになったりと、終始わちゃわちゃしていました。

掛橋:しかも、濡れるレベルが本当に度を超えていて、思い切り水の中に入ったくらいの感覚でした(笑)。

ーー(笑)。今回のシングルで、ご自身が参加した楽曲以外で気になった曲はどれですか?

掛橋:私は「バンドエイド剥がすような別れ方」かな。ライブで披露している5期生みんなのキラキラ感がすごいんですよ。しかも、歌詞が切ない内容なのに、それを笑顔で歌う感じがより切なさを際立たせているんです。

筒井:私は「Under's Love」がすごく好きです。今回の全国ツアーでも披露しているんですけど、イントロからめちゃめちゃカッコよくて、(和田)まあやさんの英語で囁くところもすごく素敵で。私はあまり自分から先輩に話しかけられないんですけど、この曲のまあやさんがカッコよすぎて、思わず自分から「素敵でした!」と直接お伝えしたぐらいお気に入りなんです。

乃木坂46『バンドエイド剥がすような別れ方』
乃木坂46『Under's Love』

4期生として乃木坂46を背負う存在に

ーー今、筒井さんから和田さんの話題が出ましたが、このシングルでの活動をもって1期生の樋口日奈さんと和田さんがグループを卒業します。おふたりから見た樋口さん、和田さんはどんな先輩でしたか?

筒井:日奈さんは本当にカッコよくて、笑顔も素敵で性格も素敵な、憧れの女性そのもの。私は周りからフワフワしていると言われることが多いので、日奈さんみたいにテキパキした女性にすごく憧れるんです。まあやさんとはこの全国ツアーが始まってから話す機会が増えたんですが、一緒にいるだけですごく楽しくて。グループ結成時から在籍する大先輩なんですけど、私たち後輩に対してもフラットな目線で話してくださるので、一言二言お話しただけで心の壁も崩してくださるんです。そういうことができる先輩ってすごく素敵ですし、本当に憧れます。

掛橋:日奈さんとはベストアルバムのキャンペーンで、一緒に地方に行ったことがあるんですけど、そのときも本当に優しく接してくださって。ああやって後輩の緊張をほぐしてくださることって簡単にできることではないし、私が今5期生に対して同じことをしてみてと言われても難しいんじゃないかと思うんです。まあやさんは乃木坂に入ったばかりの頃、リハから一緒に帰るときに優しく話しかけてくださって。そのときも先輩後輩というよりは友達みたいにたわいもない話をずっとしてくださって、それが上京したての私にとってすごく支えになりました。おふたりともすごく後輩を気にかけてくださる方々なので、お別れするのは寂しいんですけど、これからは自分も後輩にとってそういう存在になりたいと思うきっかけを作ってくださった大切な方々です。

ーーでは、グループが結成12年目に突入し、今後さらに3〜5期生中心の活動が増えていく中で、おふたりは乃木坂46にとってどんな存在になりたいですか?

筒井:やっぱり、今は後輩にとって頼もしい先輩になりたいです。まあやさんと日奈さんが卒業してしまったら1、2期生の皆さんは3人になってしまいますし、いよいよ後輩の私たちが乃木坂を背負う日が近づいていると最近より身に染みて感じてきたので、そのためにもいろんな分野で力をつけていきたいです。

掛橋:私は乃木坂に入る前から与田(祐希)さんが好きだったので、自分にとって3期生さんは孤高の存在だったんです。それこそつい最近まで憧れが強すぎたんですけど、最近は与田さんがごはんに誘ってくださったことで、活動のこととかたくさん話せるようになりました。なので、後輩が入ってきたこのタイミングに、改めて先輩との関係をもっと強くして、少しでもグループのために役に立てる、必要とされる存在になりたいです。

サイン入りチェキプレゼント

乃木坂46 筒井あやめ&掛橋沙耶香 サイン入りチェキを2名様にプレゼント。応募要項は以下の通り。

応募方法

リアルサウンド公式Twitterか公式Instagramをフォロー&本記事のツイート、または応募ツイートをRTしていただいた方の中から抽選でプレゼントいたします。当選者の方には、リアルサウンドTwitterアカウント、もしくはInstagramアカウントよりDMをお送りさせていただきます。
※当選後、住所の送付が可能な方のみご応募ください。個人情報につきましては、プレゼントの発送以外には使用いたしません。
※当選の発表は、賞品の発送をもってかえさせていただきます。
※チェキはランダムでの発送となります。指定はできません。
※当該プレゼントは、応募者が第三者へ譲渡しないことが応募・当選の条件となります(転売、オークション・フリマアプリ出品含む)。譲渡が明らかになった場合、当選は取り消され賞品をお返しいただく場合がございます。

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リアルサウンド 公式Instagram

<締切:9月23日(金)>

■リリース情報
乃木坂46
30thシングル『好きというのはロックだぜ!』
2022年8月31日(水)リリース

【初回仕様限定(CD+Blu-ray盤)】
<Type-A>
M1:「好きというのはロックだぜ!」(選抜メンバー)
M2:「Under’s Love」(アンダーメンバー)
M3:「僕が手を叩く方へ」(3期生メンバー)
M4:「好きというのはロックだぜ!」~off vocal ver.~
M5:「Under’s Love」~off vocal ver.~
M6:「僕が手を叩く方へ」~off vocal ver.~
品番SRCL-12210〜12211 / 価格1,900円(税込)

<Type-B>
M1:「好きというのはロックだぜ!」
M2:「Under’s Love」
M3:「ジャンピングジョーカーフラッシュ」(4期生メンバー)
M4:「好きというのはロックだぜ!」~off vocal ver.~
M5:「Under’s Love」~off vocal ver.~
M6:「ジャンピングジョーカーフラッシュ」~off vocal ver.~
品番SRCL-12212〜12213 / 価格1,900円(税込)

<Type-C>
M1:「好きというのはロックだぜ!」
M2:「Under’s Love」
M3:「バンドエイド剥がすような別れ方」(5期生メンバー)
M4:「好きというのはロックだぜ!」~off vocal ver.~
M5:「Under’s Love」~off vocal ver.~
M6:「バンドエイド剥がすような別れ方」~off vocal ver.~
品番SRCL-12214〜12215 / 価格1,900円(税込)

<Type-D>
M1:「好きというのはロックだぜ!」
M2:「Under’s Love」
M3:「パッションフルーツの食べ方」
M4:「好きというのはロックだぜ!」~off vocal ver.~
M5:「Under’s Love」~off vocal ver.~
M6:「パッションフルーツの食べ方」~off vocal ver.~
品番SRCL-12216〜12217 / 価格1,900円(税込)

※初回仕様限定(CD+Blu-ray盤)共通特典
①特典映像(Blu-ray)収録
②全国イベント参加券orスペシャルプレゼント応募券1枚
③乃木坂46メンバー生写真1枚(42名×4種=168種のうち1枚ランダム封入)

【通常盤】(CDのみ)
M1:「好きというのはロックだぜ!」
M2:「Under’s Love」
M3:「夢を見る筋肉」
M4:「好きというのはロックだぜ!」~off vocal ver.~
M5:「Under’s Love」~off vocal ver.~
M6:「夢を見る筋肉」~off vocal ver.~
品番:SRCL-12218 / 価格1,100円(税込)

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■関連リンク
乃木坂46 公式HP:http://www.nogizaka46.com/
乃木坂46 公式Twitter:https://twitter.com/nogizaka46

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