ASTRO チャウヌ、日本でのファンミーティングツアー開幕 歌とトークのスペシャルな演出で届けた感謝の想い
ASTROのメンバーで、俳優としても活躍しているCHA EUN-WOO(チャウヌ)が、8月21日の兵庫・ワールド記念ホールを皮切りに、日本初の有観客ソロファンミーティングツアー『2022 Just One 10 Minute [Starry Caravan] In JAPAN』をスタートさせた。
チャウヌは、初主演ドラマ『私のIDはカンナム美人』(JTBC)で原作から抜け出したような美しさが話題となり、大ブレイク。ほかにも『新米史官ク・ヘリョン』(MBC)、『女神降臨』(tvN)など主演作が多数あるが、その人気は世界に広がり、2019年から『Just One 10 Minute』というタイトルでファンミーティングツアーを開催している。初年は香港、台北、バンコク、マニラ、クアラルンプールの5都市で、そしてオンラインで開催された2021年には、世界150カ国あまりのファンが参加している。
シリーズ3回目の今年は「Starry Caravan」というサブタイトルを冠し、「チャウヌがキャンピングカーで世界のファンに会うために旅をする」をコンセプトに、7月からインドネシア、タイ、フィリピン、そして日本を回り、9月の韓国まで続く予定。ここでは日本公演初日、8月21日の神戸公演第一部の模様をレポートする。
「皆さーん、僕に会いたかった?」と言いながら登場したチャウヌは、手を振りながら笑顔でASTROの最新アルバム『Drive to the Starry Road』に収録されているソロ曲「First Love」を歌うと、「皆さん、拍手~!」と積極的に呼びかけて、一体感を作り上げる。彼がカメラに視線を投げかけると客席からは思わずため息が漏れてしまうほどだ。「久しぶりです。本当に会いたかったです。今日、一緒に幸せな時間を過ごしましょう」と話してイベントがスタートした。
神戸を訪れるのは、ASTROのファンパーティ『2019 ASTRO JAPAN FANPARTY ~Wanna Be My Star~』以来3年ぶり。本番前日には大好きな牛かつを食べたそうだが、「生ビールも飲みたかったけれど、公演前なので我慢しました」という。「1人で日本に来てファンミーティングをするのは緊張しますし、大勢の方が来てくれるのか心配していました。でもこんなにたくさんの方が来てくれて、ワクワクしているし気分がいいです」と満席の客席を見渡した。この日の神戸ワールド記念ホール公演、24日のぴあアリーナMM公演ともにチケットは完売。6月にはASTROとして日本で2公演4万人を集めたが、ソロでもアリーナクラスの会場で3万2,000人を集めるチャウヌは、まさに新世代のスターといえるだろう。
ファンミーティングということで、歌だけでなくトークのコーナーも用意されていた。ファンがイメージする彼のキャラクターの真偽を本人がジャッジする「真相チェック本人登場」や、これまでの出演作品をガイドし、名セリフを再現する「5分作品巡り」、そして芸術的なセンスを爆発させる「セルフ彫刻像づくり」などでは、素顔のチャウヌの姿を堪能することができた。