BTS J-HOPE、ソロアルバム制作で見せた こだわりのクリエイティブ “外の世界”に挑戦する姿勢
BTSがYouTubeチャンネル『BANGTANTV』で、J-HOPEの新アルバム『Jack in The Box』のメイキング映像を更新。『[EPISODE] j-hope 'Jack In The Box' Album Cover Shoot Sketch - BTS (방탄소년단)』と題した本動画では、クリエイティブへのこだわりとセンスが光るJ-HOPEが、スタッフと明るく穏やかに議論し、アートワークを作り上げていく姿が収められている。
今年の6月半ば、グループとしての“新章”に突入すると宣言し、それぞれのメンバーのソロ活動に力を入れると発表したBTS。あれから約1カ月半が経ち、日本では8月3日に発売となったのがJ-HOPEのソロアルバム『Jack in The Box』。びっくり箱を意味する「Jack in The Box」というタイトル通り、同作は彼の新たな一面が詰まったアルバムとなった。
動画は「とても光栄なことです。言葉にできないほど嬉しい」と語るJ-HOPEのインタビューからスタートした。『Jack in The Box』のアートワークを担当したのはポップカルチャーの巨匠 KAWS。J-HOPEはInstagramで「私が大好きで尊敬する偉大なアーティスト、@kawsと一緒にアルバムカバーを制作することができました!!!」と、喜びを爆発させていた。
白黒の幾何学模様のシャツを着た彼は、「帽子を被ってみましょうか?」「こんな形でやってみよう」と二股に分かれたピエロのような帽子を身につけて撮影に臨んだ後、撮り終えたカットを一枚一枚真剣な眼差しで確認していく。「欲張り過ぎかな」と話すJ-HOPEの姿からは、想像しきれないほどのこだわりが窺えた。
そんな中、セットの外から顔を覗かせたのは、BTSのJUNG KOOK。個人スケジュールでオフィスに来たというJUNG KOOKが「がんばってね〜」と声をかけると、J-HOPEは安心したのか頬を緩ませた。
そして、J-HOPEはチェックパターンの衣装にチェンジ。選択の岐路を表現し“どんな選択にするのか”という意味を込めて、彼自身がこの衣装に決めたのだという。続けて「外の世界に出てその世界の中で語れる」と話すJ-HOPE。さらに「井の中の蛙ではなく、箱の外で僕が語れるストーリーと僕が感じた感情を音楽で表現してみよう」と希望に満ち溢れた表情で語る彼の目からは、これから始まるソロ活動への意欲が伝わってきた。
BTSのグループ内では明るく、ムードメーカー的な立ち位置のJ-HOPE。彼のソロアルバムのアートワーク撮影現場に密着した本動画では、より良いものを作るためにスタッフと穏やかに議論し、こだわりを持って制作に臨む姿が収められた動画となった。