『iCON Z』第36話、ガールズグループ部門 20名の候補生たちが強化合宿へ 厳しい評価にも奮起しチーム内で深まる絆
続いてはAimerの合宿の様子に密着。ダンスリーダーは、グループリーダー兼任で最年長のRINOと、最年少のUNOの2名。ダンストラックでは、UNOが“美しさ”をイメージし、姿勢などが綺麗に見えるような振り付けを考えたという。さらに、Little Devilとは対照的に裸足で踊るAimer。RINOやUNO以外にも、クラシックバレエを得意とするANRIやTABATHAもいるため、メンバーの特性を活かしたつま先まで美しく揃ったエレガントなダンスを目指しているようだ。ダンス歴の短いSHUにはUNOが積極的にアドバイスを送る。
試行錯誤を重ねながら順調にレッスンは進んでいたように見えていたが、ダンストレーナー Ruuのチェックでは「カウント踊りだし、部活みたいで面白みがない」と厳しい評価が下る。振り付けを考えてレッスンを扇動していたUNOは悔しさからか思わず涙を流す。するとそれを見ていたSHUも「こんなに年下の子に任せちゃって……」と不甲斐なさのあまり泣き出してしまい、他のメンバーにも涙が連鎖していく。グループリーダーのRINOは「UNOちゃんの負担が大きいので、みんなで分け合いながらみんな力を発揮できるようなチームにしたい」と宣言。そしてこの日からAimerには変化が起こる。UNOが練習に行き詰まると、RINOが「こうしてみようよ」と積極的に意見を出しながらフォロー。トレーナーからの厳しい評価でメンバーの絆が深まり、さらにパフォーマンスに磨きをかけていった。
最後に密着するのは、Crescent。ダンスリーダーは暫定ランキング1位のRUANと、世界大会二連覇のTSUKUSHI。ダンストラックでは、パワフルなメンバーが多いという特徴を活かした力強いパフォーマンスを目指すことに。もともとRUANとその他のメンバーで暫定ランキングの順位に開きがあったが、合宿が進むにつれて他のメンバーも頭角を現し始め、MIRANOとTSUKUSHIは「いい声してる」とEmyliから高評価を得る。一方、RIAとMINAは、3人とのスキルの差が鮮明になっていき、トレーナーから「全部が中途半端」「空気。邪魔はしてないけど良くもない」と厳しい指摘を受ける。チーム内でまざまざと見せつけられた実力差に、心が折れそうになるRIAは、メンバーの前で泣き出してしまう。
しかし、不安なのはRIAとMINAだけではなかった。ランキング1位のRUANも、カメラの前で「私はこれを逃して悔しい思いをするのは絶対に嫌。年齢的にもここで落ちたら終わるのを自覚している」と話しながら涙を流す。このオーディションへ人生を賭けているRUANには、人一倍のプレッシャーがのしかかっているのだ。
すべてのグループに課題が生まれ、数えきれないほどの涙を流してきた候補生たち。セカンドミッションの審査では、一体どんなパフォーマンスを見せてくれるのか。次のステージへ進む15名は一体誰なのか。次回の放送は、7月24日21時よりスタート。