K-POPファンにおすすめしたい、コンサートとは異なる韓国ミュージカルならではの楽しみ方

 コロナ禍でご無沙汰だったK-POPアイドルの来日コンサートが続々と決まり、心躍るファンも多いはず。そんな人に同じく注目してほしいのが、K-POPアイドルも出演する韓国ミュージカル(=韓ミュ)。コンサートと同じく、韓ミュも来日解禁のきざしが見られ、ウォノ、VICTONのカン・スンシク、イム・セジュン、DKZのギョンユン、ジョンヒョンなどが出演する『EQUAL』の来日公演や、元IZ*ONEのクォン・ウンビやApinkのキム・ナムジュが来日する『タイヨウのうた』の上映会+ライブ&トークが決定している。今後もK-POPアイドル出演の韓ミュの来日が予想されるため、ぜひ今のうちに韓ミュの楽しみ方を確認しておこう。

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コンサートとは異なる韓ミュならではの楽しみ方

 韓ミュの魅力はなんといっても、推しの表現力を存分に“体感”できること。抽選で座席位置が決まることが多いコンサートとは違ってミュージカルでは席種の指定が可能なため、チケット代を奮発すれば間近で推しの姿を拝むことができる。コンサートよりも小規模な会場で行うことが多いため、肉眼レベルでその姿を確認できることが多いのもうれしい。また、K-POPのコンサートでは激しいダンス曲でリップシンクが活用されることもあるが、ミュージカルでは全編生歌。生オーケストラの演奏をバックにした歌声に酔いしれることができるのは、至福そのものだ。さらに、普段はあまり見ることのできない演技も新鮮。歌やダンスとは異なる感情表現にドキドキせずにはいられない。ほとんどの公演は歌もセリフも韓国語だが、日本語字幕がモニターに映し出されるので心配ご無用。さらに、アドリブで日本語が飛び出すことも。日本公演ならではのうれしいサプライズに、一時も目が離せない。

 演目をたっぷり堪能した後は、もうひとつのお楽しみ、カーテンコールの時間。演技を終えて少しリラックスした推しの笑顔にときめくだけでなく、共演者とのほほえましいやり取りを垣間見ることもできて、新たな“ケミ”発見の時間にもなりそう。韓国公演では撮影OKのことが多い。まれに日本でもカーテンコールの撮影OKな公演もあるため、事前にチェックしておこう。

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