Snow Man、9人のダンスの素晴らしさを再確認 「オレンジkiss」Dance Practice動画を考察
また、特徴的なのはサビに散りばめられている狐の影絵のような「スノキュンkiss」ポーズ。手の動きだけでもかわいらしい上に、腰を左右に振るというキュートな動きも合わさって楽曲の雰囲気に合っている。サビ前半のダイナミックな動きとのギャップも、かわいらしさを演出する要因になっているのではないだろうか。しかも、真似しやすいポーズのため、コンサートなどで一体感を演出するにはうってつけだ。前作の「ブラザービート」でもそうだったが、ファンでもできそうな振りを取り入れているのもSnow Manのダンススタイルの一つと言えそうだ。
「D.D.」や「EVOLUTION」のようにこれまでSnow Manのイメージを作ってきた激しいダンスナンバーではないが、ポップで爽やかな「オレンジkiss」はまた違った角度から改めて彼らのダンスの素晴らしさを確認できる楽曲だ。この先、歌番組などで披露する回数も増えていくだろう。主題歌になっている岩本主演の映画『モエカレはオレンジ色』を見ると、また印象も変わるはずだ。そのたびに育っていくであろう、同曲の完成形をしっかり見届けたい。