INI、『I』発売記念イベントでMINIとの再会誓う 「We Are」「CALL 119」など4曲披露

INI、『I』カムバックショー開催

 11人組グローバルボーイズグループ・INIが5月27日、都内で『INI COMEBACK SHOW』を行った。この日は、2ndシングル『I』を購入し、抽選で応募した中から500人のMINI(INIのファンの総称)が会場に招待された。また生配信も行われ、INIによるパフォーマンス、トークを共に楽しんだ。

 定刻になり、黒を基調とした衣装を身にまとったメンバーが登場するとファンが手にしたペンライトがきらめく。1曲目に披露されたのは「We Are」。どんな苦難の中でも一緒に夢を見て共に進んでいく“僕たち”を表現した爽やかな楽曲だ。パワフルなステージに一気に会場の熱が高まっていく。そしてさわやかな曲調から一転、クールな「DILEMMA」へ。鋭く、ビビッドなライティングにキレのあるダンスが映える。それぞれの声のカラーをしっかりと聴くことができ、メンバーの個性が光る楽曲だ。

 2曲を終えるとステージ上にはMCのユージが登場し、「MINIのみなさま、いかがでしたか?」と問いかけると会場からは温かな拍手が響き渡った。INIが再び登場し、改めてひとりずつ会場、生配信を観ているMINIに挨拶。笑顔で手を振り、ファンに向かって呼びかけた。

 そして話題は、『I』に収録されている楽曲について。「DILEMMA」について「INIの楽曲の中では新しい曲」という髙塚大夢は「一番、人間的なドロドロした感じがにじみ出ている気がして、それをダンスのフリでも表現している」とポイントを解説。また、スタイリッシュな歌詞が好きだという田島将吾は自分が担当している「どうせ自分のことが好きなんでしょ、っていうすごく強気な歌詞が特に好き」と語った。

 「AMAZE ME」については後藤威尊が「さわやかでときめきをつめこんだ歌詞。明るい雰囲気が魅力的な楽曲」とコメント。さらに歌詞の〈紫色もオレンジ色も滲めば/君の夢を見るようになる〉という部分について、「どうしてこの色の組み合わせなんだろう」と考えたのだとか。「(この2色を)足したらチョコレートっぽい色になるらしくて。君の夢はチョコレートのように甘いということなのかな」と独自の解釈を披露した。また尾崎匠海は「(この楽曲は)リズムが大事だな、と。リズムを大切にしながら歌わせてもらいました」と歌唱の際のコツについて明かした。

 続いて、一瞬一瞬がそのまま過ぎ去ってしまわないようポラロイド写真のように心の中に撮って大事にしたいという想いが込められた「Polaroid」。歌い方に苦戦したのだという許豊凡は「力強い歌い方が得意なので、繊細な歌い方に慣れていなくていろいろ指摘されていく中で研究した」と振り返った。さらに、この曲をどんなときに聴いてほしいか、という問いに木村柾哉は「逆にこの曲を聴いたときに写真を撮りたくなるような曲になっていれば嬉しい」と想いを伝えた。

 また、「BOMBARDA」について池﨑理人は「重量感があって中毒性のある曲」と解説。印象的な振付を聞かれ、実演してみたが「一人でやるとちょっと恥ずかしい」と照れる場面もあった。

 さらに楽曲にちなみ、お題に沿って、メンバー全員が同じポーズをとる「We are シンクロポーズコーナー」へ。まずは2チームに分かれて練習したあと、11人全員で挑戦。「自分の思う『I』」、「『BOMBARDA』の象徴的な振り」では個性的なポーズをとるメンバーもいたが、「後藤威尊のアー写」のお題では微妙な差はあるものの、かろうじて成功したかに見えた。とはいえなかなかそろわず、木村が「一回も僕合ってない」と苦笑いを浮かべる場面も。メンバーが出すものなら揃うのでは、と佐野雄大が「ハッピー」というお題を出すがこれには他のメンバーから「難しい!」と声が上がった。ラスト松田迅の「We are『CALL 119』ポーズ!」で無事に全員揃ったところでゲームコーナーは終了。

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