BE:FIRST RYOKIとMANATO、4月誕生日の2人の共通点 高いスキルと語学力、音楽への知見で世界との架け橋に

 一方、29日にはMANATOが21歳の誕生日を迎える。彼は中学1年生の頃にNYへ音楽留学をした経歴があり、J-POPはもちろんのこと、HIP HOPやR&Bなどグローバルな音楽にも幅広い知見を持つメンバーの1人だ。その知識の深さは、BE:FIRSTのメンバーにも“一番音楽との距離が近いのはMANATOだ”と頼りにされるほど(※3)。自身たちがパーソナリティを務めるラジオ『SPARK』(J-WAVE)で流す楽曲もリスナーに新たな音楽との出会いを与える“隠れ名曲”が多く、ファンの音楽に対する知見も自然と豊かになっていく。

 MANATOの音楽的素養はステージ上に限らず、作詞作曲においても煌めく瞬間を見せる。例えば、誰も出し得ないようなメロディラインをMANATOが提案することをプロデューサーSKY-HIは「スーパーMANATOタイム」と呼称。(※4)彼の経験値が生む限界知らずのアイデアはBE:FIRSTの音楽に一層の独自性をもたらしていくに違いない。

 このようにジャンルレスな才能と幼少期から積み上げてきた確かな実力が織りなすMANATOのパフォーマンスは、一言で表すとすれば「間違いない」に尽きる。オーディション初期から評価されてきた安定感抜群の高い歌唱力は“口から音源”と称され、鍛え上げられたダンススキルはグループでも随一。ダンスパフォーマンスで主軸を担うSOTAなどメンバーからも強い信頼を得ている。プレデビュー曲「Shining One」ではフック(サビ)を、デビュー曲「Gifted.」では伸びやかなフェイクでラストを華々しく飾ったMANATOが2ndシングル収録の「Bye-Good-Bye」「Brave Generation」「Betrayal Game」でも空気感がガラッと変わるBメロ等の主要なパートを担っていることからは、あらゆる役割に順応できる彼の引き出しの多さと確かな実力への期待が見て取れよう。

 では、この2人は今後BE:FIRSTの中でどのような役割を担っていくのだろうか。鍵となるのは2人に共通する「英語力」と「グローバルミュージックへの知見の深さ」だ。前述した通り中学時代にNY留学をしたMANATOはもちろんのこと、幼少期からインターナショナルスクールに通っていたRYOKIの英語力は指折りだ。昨年9月から4カ月に渡って放送された『「BE:FIRST」〜 THE FIRST MOMENT〜』(MUSIC ON! TV)の第2弾では「BE:FIRST×世界基準」というテーマでアメリカンスタイルのレコーディング方法を体験し、番組のジングルを作成。その中でRYOKIとMANATOは得意の英語でオリジナルラップパートを担当し、盛り上がりを見せた。

 普段から洋楽やK-POPなどグローバルな音楽を嗜むことが多いと語るのも、2人に共通する部分だ。世界で活躍するグループを目指すに当たり、彼らの語学力と国際的な音楽への知見は、海外のファンに自分たちの言葉で音楽を届け、BE:FIRSTという存在を世界に示していく際の架け橋になるだろう。

※1  https://youtu.be/30lDQin6VfI
※2  https://youtu.be/mfswrrRHMu4
※3、4   https://ananweb.jp/news/398343/

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