INI 髙塚大夢、藤牧京介、佐野雄大……トーク力&バラエティ力に期待のメンバー

 2022年も、INIの活動が絶好調だ。この1カ月だけでもラジオ、音楽番組、バラエティ番組、雑誌など様々な場所で活躍を見せてくれている。さらに1月31日から2月3日まではメンバーの髙塚大夢がラジオ番組『SCHOOL OF LOCK!』(TOKYO FM)へ短期講師(パーソナリティ)として出演。期間限定コーナー「INI LOCKS!」にて、「繋がり」をテーマにトークを繰り広げていく。もともと生徒(リスナー)だった髙塚にとっては、メモリアルな仕事となるのではないだろうか。その他にも、『よるのブランチ』(TBS系)では1月19日からINIが食に関する疑問や謎を体当たりで調査&検証する新企画「体当たり調査! INIのチャレンジグルメ」がスタートした。徐々にトークスキルが問われる仕事が増えてきたINI。そこで、今回はトーク力&バラエティ力に期待したいメンバーを考えてみたい。

 まずは、『SCHOOL OF LOCK!』に登場する髙塚を挙げてみよう。彼はとにかく声がいい。高くもなく、低くもなく、トーンも落ち着いていて、これまで出演してきたラジオを聴いても非常に聴き取りやすかった。さらに、普段の可愛らしい印象とは逆に力強い言い回しをすることもしばしば。このギャップも良いスパイスになっているのではないだろうか。そんな髙塚はコメントの内容も的確だ。メンバーの中では積極的に前に出ていくタイプではないのだが、度々ハッとするようなコメントを述べている。例えば『From INI』(TOKYO FMほか)#1の「INI Tunes」でYOASOBIの「群青」を紹介した時も、「曲がいいから聴く時にビートの方に行きがちなんだけど、歌詞が本当に奥深い」と的確に解説をしていた。『SCHOOL OF LOCK!』でも、そのトーク力を味わうことができそうだ。

 続いては、藤牧京介。彼はINIの中でも数少ないツッコミ担当で、可愛らしい見た目に反した毒舌っぷりも面白い。『INI STATION』(GYAO!)#1では、同じチームだった木村柾哉と佐野雄大のお菓子の爆買いをツッコミながら阻止している様子が見られる。また、『From INI』#2では前半に進行役を担当。メンバーからも「超安心」(佐野)、「安定感すごい」(西洸人)とお墨付きをもらっていた。その上、所々で的確なツッコミスキルも発動。例えば西がリスナーの不思議体験を読み上げボケを畳み掛けると、その全てのボケを拾いつつ、見事に進行していた。ぜひゲストとして出演するバラエティ番組などでも、そのキレのあるツッコミを見せていってほしい。

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