2021.12.30 21:30

『紅白歌合戦』リハーサル最終日に水森かおり、坂本冬美、まふまふ、YOASOBIが登場　司会陣＆CPから注目ポイントも

文＝新亜希子、画像提供＝NHK、文＝渡辺彰浩

■司会＆一坊寺剛チーフプロデューサー

『紅白歌合戦』リハーサル最終日に水森かおり、坂本冬美、まふまふ、YOASOBIが登場　司会陣＆CPから注目ポイントもの画像1-1

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　今年の『紅白』は司会を大泉洋、川口春奈、和久田麻由子アナウンサーの3人が担当する。昨年に続き2度目の司会となる大泉は、無観客となった昨年のNHKホールでの開催と比較し、「圧倒的に華やいだ、明るい楽しい雰囲気が伝わる『紅白』だと思います」とコメント。初の司会となる川口は「年末を締める楽しいお祭りのような『紅白』に参加させていただけることを光栄に思っています」と述べる。和久田アナはステージの演出について、「デザインも非常に瑞々しく、生命力溢れるカラフルさというのを画面からも感じられると思います」と注目ポイントを明かした。

　昨年は三山ひろしのけん玉リレーに参加した大泉。今年も企画への参加はあるのかを聞かれた大泉は、制作統括の一坊寺剛チーフプロデューサーの顔色を伺いながら、「鉄の玉を飲むっていうのは、まだ言っちゃいけない……？」と冗談をかましつつ、「自分なりにここは頑張らなきゃいけないぞと思っているところはあります」と明言は避けた。東京国際フォーラムという会場の違いについての質問には、大泉が「楽屋はフォーラムの方がいいですね。NHKホールの方がちょっと狭い」とぼやくと、NHK局員である和久田アナが「お耳が痛いですね……」と一言。NHKホールについて、「耐震工事をメインにやらせていただいております」と説明すると、そこまで内装の変化はないことに、大泉が「来年もフォーラムにしてもらった方がいいかもしれないですね」と冗談っぽく提案する一幕もあった。

　また、大泉は強く思っていることとして「あまり時間にとらわれる必要はないんじゃないか。こんな楽しいイベントに時間の制限をつけるのは野暮ですよ」と『紅白』は「23時45分で終わらなくていい」という驚きの提言。大泉曰く、自称「『紅白』過激派」だ。そんな大泉のタイムキーパーとしての役割を担う川口と和久田アナの2人。「和久田さん、頑張りましょう」と川口は和久田と目を合わせる。

　今年は総合司会という役割はなくなり、内村光良は不在となる。大泉は内村からメールをもらったとのことで、「『春奈ちゃんは映画（内村が監督・脚本を担当した『ボクたちの交換日記』）に出てくれた子です。よろしくお願いします。和久田さんはパーフェクトな方ですから安心してください』と、すごくありがたいメッセージをくれた」と感謝を述べる。そんな中、内村不在についてどう思っているのか記者から質問が飛ぶと、「やっぱり内村さんがいて、私が好き勝手やるというのが去年は楽しかったんですよね。何かあれば、内村さんのせいだって言えたから。今年に関しては内村さんが出なかったせいだと思うんですね。私に何かあれば、結局内村さんのせい」と発言し、記者陣の笑いを誘っていた。

　終わりには一坊寺CPが挨拶をし、28日に発表された特別企画、連続テレビ小説『おかえりモネ』キャストの一夜限りの再集結が最後のアナウンスだと断言。「日本最高のエンターテインメントを今回もお届けできると思っております」と自信たっぷりに話す。出場者の追加はないとしながらも、さらなるゲストはいるのではないかという問いに、言葉を選びながら「発表できるのはここまでで、あとはお楽しみに」と明言は避けた。（渡辺彰浩）

■布袋寅泰コメント

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リハも終わり、心地よい緊張と共に胸が高鳴ってきました。初出場の紅白を思い切り楽しみたいと思います。今年も頑張ったすべての皆さんに「お疲れ様」と「ありがとう」を伝えたい。我慢の連続だった2021年を笑顔で締めくくり、新しい年に夢が繋がるように、全力でパフォーマンスしたいと思います。ご期待ください。布袋寅泰