BTS JIN、「SUPER TUNA」チャレンジも話題 両面的な魅力と絶妙なバランス感覚が光るメンバー

 12月4日に誕生日を迎え、29歳(韓国年齢30歳)となったBTSのJIN。この日、JINはYouTubeの公式チャンネル『BANGTANTV』にて新曲「SUPER TUNA」のパフォーマンス動画を公開した。

[CHOREOGRAPHY] Jin of BTS ‘슈퍼 참치’ Special Performance Video

 1分12秒というコンパクトな本作は、JINが大好きな釣りをしながらノリで作った曲だそうで、「참치!(チャムチ※日本語で「まぐろ」「ツナ」の意味)」と叫びながら魚が泳ぐようなダンスを披露。トロット(韓国演歌)を彷彿とさせるこぶしを効かせた歌い方も力強く、“グローバルスターのBTS”とはまた違った一面を見せてくれる作品となった。

 この一度聴いたら忘れられないキャッチーなサウンドとシンプルな振り付けに、SNSでは「SUPER TUNA」の振り付けを真似した踊った“チャレンジ動画”が続々と投稿され、パフォーマンスビデオもYouTubeの急上昇ランキング音楽部門で1位にランクイン。世界的に注目を集める事態に発展している。

 そんな盛り上がりにJINもさぞかし喜んでいるかと思いきや、公式コミュニティアプリWeverseでは「いや、みんな私が計画してなかったSUPER TUNAチャレンジしないで。いや、恥ずかしすぎる」「いや、他の歌たくさんあるのに、なんでSUPER TUNAチャレンジをするんですか? これが大きくなったら会社でパート2作ろうって言い出すかもしれないから、やめて〜!」という内容のコメントを投稿しているから、また面白い。

 恥ずかしい、だけど、みんなには楽しんでほしい。そんな複雑な想いを胸にパフォーマンスビデオを投稿したJIN。この姿勢は先日行なわれたコンサート『BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE – LA』でも見受けられた。JINは4日間の公演で、アンコールのタイミングに頭に何かしらのアレンジをして再登場するファンサービスをしていたのだが、最終日にはBTSメンバーがデザインしたLINE FRIENDSとのコラボキャラクター・BT21の1人で、JINがデザインを担当&「息子」と呼んでかわいがっている、RJを頭にくくりつけて登場したのだ。もちろんこれにはARMY(=ファン)も大喜び。だが一方で「30歳になってこういうのを頭につけるのは恥ずかしいです。でもみなさんが喜んでくれるからやったんです」と語っていたのも印象的だった。

 また、最終日はJINの誕生日を直前に控えていたこともあり、ARMYがJINのソロ曲「Moon」にちなんでアミボム(ペンライト)を月形に光らせるサプライズなどを用意して感動を呼ぶ場面も。その喜びも相まって「(サプライズ)イベントをしてもらったらどんな気持ちなのかわかったので、恥ずかしいけどこれからも研究していきます。いつも僕の自尊心を高めてくださってありがとうございます!」と挨拶を締めていたJIN。「SUPER TUNA」は事前に準備して作り上げていたものではあるものの、そんなARMYへの決意を実現する形になった。

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