青山テルマ、Aisho Nakajimaとのコラボで歌に宿した“深い愛” 互いを100%生かす曲作り、フィーチャリングへの信念を語る

青山テルマ、フィーチャリングへの信念を語る

 青山テルマが、新鋭のアーティストAisho Nakajimaを迎えて制作した新曲「Yours Forever feat. Aisho Nakajima」を8月20日にデジタルリリースした。

 9月にリリースされるUVERworldの新曲「SOUL」へフィーチャーされるなど、昨今では様々なアーティストの楽曲に参加する機会も増え、それぞれの作品で違った魅力を見せている青山。来年にはメジャーデビュー15周年を迎える彼女に、直近のライブ出演である『Family Fes 2021』での思いや、今作「Yours Forever」について、Aisho Nakajimaとの出会いやコラボレーションのきっかけ、制作過程を語ってもらった。(編集部)

みんながライブに来てくれることはものすごく幸せなこと

――今夏は同じ事務所のアーティストの面々と『Family Fes 2021』を開催されていて。有観客のライブは久しぶりだったと思いますが、いかがでしたか?

青山テルマ:私の場合はライブでのお客さんとの距離感が近いので、MCでは普通に話しちゃうんですよ。「彼氏いるんですか?」って聞かれれば、「いや、おらへんよ」みたいな。そういうことができるのが私のライブの良さだとも思っているので、それがコロナ禍で失われてしまったのはちょっとしんどかったかもしれないですね。みんなマスクを着けているから表情は見えないし、声も聞こえないから、ちょっと自信をなくしそうになる瞬間も正直ありました。ただ、回を重ねていくとマスクをしていても目を見れば笑ってくれていること、楽しんでくれていることはちゃんと伝わってくるなって気づけて。手を上げたり拍手をしてくれたり、いつも以上に身体を使ってアピールしてくれる人も多いですしね。だから、今まで通りのライブの形ではないけれど、曲を通して繋がり合えている実感はより強くなったような気がします。大変なところはもちろんありますけど、でもやっぱり楽しいって思える瞬間の方が多いですね。

――いつも以上に、ライブを通してパワーをシェアしたいという気持ちもあったんじゃないですか?

青山テルマ:そうですね。このご時世、みんな自分のことでいっぱいっぱいだと思うんですよ。色々な当たり前のことが当たり前じゃなくなったから、精神的にキツイこともきっと多いと思う。そんな中、我々アーティストと過ごすために時間とお金を割いてくれていることに関しては、本当に感謝の気持ちしかないというか。みんながライブに来てくれることはものすごく幸せなことなんです。だからこそ、来てくれたお客さんには絶対元気になって帰ってもらいたいなって思うんです。ライブの翌日からも続いていく生活、人生にとってプラスになるエネルギーをおすそ分けすることができたら最高だなっていう思いは常にありますね。

――加藤ミリヤさん、清水翔太さん、當山みれいさんという言わば盟友たちと一緒にステージに立つことについてはどう感じていますか?

青山テルマ:まずはとにかく楽(笑)。ミリヤと翔太は10年以上の友達ですし、みれいもデビュー当時……5年くらい前からずっと見ている子なので、まったく気を使わないでいられるんですよ。だから、『Family Fes』はみんなが素でいられる場所というか。同時に、これだけ素晴らしいアーティストと一緒の事務所に所属できていることをすごく誇りに思うし、そのみんなとこういうフェスができることもすごく光栄だなって思いますね。

――気を使わない関係性ではありつつも、アーティストとしては刺激を受け合うこともありそうですよね。

青山テルマ:それはもちろんありますよ。みんなそれぞれ違ったカラーを持ったアーティストだし、そこに対してお互いにリスペクトし合えていますからね。お客さんにもそれは感じてもらえているんじゃないかな。

――この出演者の中だとテルマさんはどんな役割になるんですか?

青山テルマ:私は基本、MC担当だと思ってるんですけど(笑)。場の空気を和ませる担当というか。4人並んでMCをする場面でも、話を回すのは私に任されるっていう。こういうイベントでのパフォーマンスに関しては、アッパーでガツガツ攻めるのが私のスタイルかな。私の曲を知らない人でも絶対に楽しんでもらえる自信はありますね。みれいはバラード多めでじっくり聴かせるタイプだし、ミリヤはスタイリッシュに魅せる、翔太は音楽をしっかり奏でるタイプで、みんなの持ち味が違っているのがこの4人の強み。すごくバランスのいいフェスになっているので、『Family Fes』は今後も続けていけたらいいですね。

お互いの音楽性や人間性を理解した上で臨むコラボレーション

――また、近年のテルマさんは様々なアーティストの楽曲にフィーチャーされる機会も増えている印象があります。今年に入ってからはMIYACHIさんの「CRAZY OUTSIDE」に参加されていましたし、最近ではUVERworldの新曲「SOUL」にフィーチャーされることも発表されました。

青山テルマ:いろんなお話をいただけるのはすごく光栄なことであり、同時に自分でもびっくりしているところではあるんですけど(笑)。UVERworldさんとは、初めてロックバンドとのコラボですしね。

――ご自身のどんな部分を求められてコラボのオファーをされていると感じていますか?

青山テルマ:デビュー当時はバラードのイメージが強かったと思うんですけど、ここ数年でラップをするようになったり、ライブ向けのアッパーな曲を作るようにもなったりして。結果、自分で言うのもなんですけど、ある程度いろんな引き出しを持てるようになったとは思うんですよ。やれることが少なくはないというか。だから、きっとそれぞれのアーティストさんごとに求められているものは違うんじゃないかなって思っているんですよね。MIYACHIとの曲ではウィスパーでちょっとセクシーな声を使ったし、逆にUVERworldさんは私のライブを何度か観てくれた上で、「明るくてかっこいい、そのテルマちゃんのエネルギーが欲しい」って言ってオファーしてくれましたからね。

――キャリアを重ねてきた中で、どんなオファーであっても自分のカラーを出せるようになったということですかね。

青山テルマ:ある程度は、ですけどね。もちろんすべてのリクエストに対応できるわけではないので、できないことはできないってちゃんと言います。相手に青山テルマじゃなきゃダメだって思ってもらえたとしても、私自身がそう思えなければダメですからね。昔はもうちょっとライトな感覚でフィーチャリングをしたこともあったけど、今はそこを適当にはしたくないんですよ。それは音楽だけに限らず、テレビのバラエティにしても同じ。そこを適当にしていないからこそ、今こうやっていろんなオファーをいただけていて、結果としておもしろいものを生みだせているんじゃないかな。

――場合によっては話題性だけで終わってしまうコラボもありますからね。テルマさんのような考え方はすごく重要だと思います。

青山テルマ:アーティストが2組いたら、“1+1=2”っていう単純計算をしがちだけど、その答えが“0”になることだってありますからね。ケミストリーが生まれなくて、おもしろいものにならないっていう。私自身、過去にそういう経験をしたこともあったので、そこはすごく考えるようになりました。コラボって、お互いの音楽性や人間性をある程度、理解してからじゃないと上手くいかないと思うんですよ。もちろんオファーをいただけることはものすごく光栄なんだけど、相手のことを知らずにコラボするのは失礼ですし。相手のことをしっかり理解した上で、そのコラボの中で私にできることが見えれば思い切りやらせていただく。そういうスタンスは大事にしているところですね。

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