BTS JUNG KOOKを支えてきたJIMINの存在 グループ全体のストイックな姿勢を刺激する二人

 同じ釜山出身で、同じくらい努力家で、同じくらい負けず嫌いな2人。もちろん、ときにはぶつかることもあったそうだ。2020年6月13日に配信された『2020 BTS FESTA』内のBTS誕生日パーティーでは、JUNG KOOKとJIMINのケンカエピソードが明かされた。とはいえ、ケンカと言いながらも、そのエピソードもまた2人の絆を再確認するものに他ならなかったのだが。

[2020 FESTA] BTS (방탄소년단) '방탄생파' #2020BTSFESTA

 4〜5年前のこと、練習室で些細なことから言い争いになってしまったというJUNG KOOKとJIMIN。怒ったJIMINは「もうお前のことなんて気にしないから、勝手にしろ」と先に宿舎に向かって出て行ってしまったという。そして20分ほど歩いたころ、JUNG KOOKからの電話が。

 泣きながら「ヒョン(兄さん)、僕が悪かったです」と謝るJUNG KOOK。捨て台詞と共に立ち去った手前「おい、電話するなって言っただろ」と突き放すJIMIN。それでもやっぱり放っておけないJIMINは、JUNG KOOKに「今どこだ?」「ヒョンが迎えに行くから」と告げたのだそう。

 「ここがどこなのかわかりません」と大泣きするJUNG KOOKに、タクシーに乗るように促し、雨に打たれながら待つJIMIN。そして、2人は再会すると「『SLAM DUNK』みたいにハイタッチして、“JUNG KOOKや〜!“って言って(ハグしました)」と友情を確かめ合ったという。

 また2人はBTSの中でも夜ふかし仲間ということで、プライベートで日本旅行を楽しんだことも。初の海外旅行を楽しんでいる様子は、JUNG KOOKの編集によってYouTube動画としても公開されている。

G.C.F in Tokyo (정국&지민)

 お互いの存在が向上心を刺激しつつ、気持ちが折れそうになったときには寄り添える。ONもOFFも全力で真正面から挑み続けてきたJUNG KOOKとJIMINの存在は、BTS全体のストイックな姿勢を刺激してきたに違いない。新曲「Butter」でも、その努力の結果を存分に発揮してくれることを期待しながら、彼らのカムバックを楽しみにしている。

関連記事