日向坂46 加藤史帆、「君しか勝たん」センター抜擢 大きな変動生まれたフォーメーションを読む

 注目したいのが、初の2列目ポジションとなった濱岸ひより。彼女は、昨年に休業から復帰を果たし、現在ドラマ『ボーダレス』(ひかりTV)に日向坂46代表として出演中だ。同い年である小坂と金村と共に、グループを背負うメンバーとして期待されての昇格だろう。また、隣には渡邉と佐々木美玲が配置され、濱岸をサポートする体制も作られている。そのほか、濱岸のシンメには三期生の上村ひなの、両脇には東村と高本彩花による"あゃめぃちゃん"コンビが配置されており、濱岸と同じくグループの今後を握るメンバーとしての期待を感じる。

 ガラッと編成を変えたフォーメーションとなり、これまでとは異なるメンバーが重要なポジションを任されているようになっているのも、日向坂46全体が成長している証だろう。

 4月20日放送のラジオ番組『レコメン!』(文化放送)では「君しか勝たん」が初解禁。夏の足音が聞こえてくるような楽曲で、艶やかさと爽やかさを併せ持つ加藤の歌声がソロパートで見事に活かされていた。日向坂46は、このフォーメーションで本作をどう表現するのか。4月27日には、同曲のMVが公式YouTubeチャンネルでプレミア公開されるので楽しみに待ちたい。

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