『毅の“カタリタガリ”』第3回
SUPER★DRAGON 古川毅、“ファッションと音楽”を語りまくる 刺激を受けた4組の表現者
■BIGBANG
今は活動休止中ですが、アイドルとしてのキャッチーな魅力とG-DRAGONという絶対的な的な存在を中心としたメンバーのクリエイティブな側面のバランスが絶妙で、まさにスターだと思います。
ファッション面から見ても、日本公演のときにはCOMME des GARCONSの青山店でしか買えないアイテムを身に着けていたり、G-DRAGONがChanelのアンバサダーに選ばれたり、さっき言ったようなパンクやグランジのカルチャー、ストリートやモードといったさまざまなテイストをミックスしたりしながら、常に時代の先端に立っている。先人たちから受けた影響と今の自分たちの関係性を、その人自身の姿や身に着けているものから感じ取ることができるから、さらに知りたくなるんです。
そこで思ったのは、あるアーティストやアイドルの服装をファンのみんながこぞって真似するみたいな現象はよくあるなかで、BIGBANGはそういうのとはまた意味合いが違うんじゃないかと。G-DRAGON、そしてメンバーそれぞれに確かなバックグラウンドがあって、YGエンタテインメントのなかに彼らをしっかりプッシュする感度の高いスタッフがいる。カルチャーの基盤、起点としての強さが段違い。唯一無二の存在ですね。
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