Snow Man 宮舘涼太×目黒蓮、密かに人気集めるコンビ 共通点の多い陰の立役者
そんな2人だからこそ、一見するとクールに見える。実際『らじらー!サタデー』で、SixTONES・京本大我と髙地優吾から「2人はクールなイメージじゃない?」、「はっちゃけないで台本通り淡々と(ラジオを)進めてそう」と言われているほど。だが、実は熱いものを秘めているという部分も“だてめめ”の共通点ではないだろうか。例えば、『Myojo』2021年1月号の10000字インタビュー内で、宮舘は目黒へ「前のグループで、“目黒はバックダンサーにしか見えない”って言われたことが悔しくて、絶対メインになってやるって努力してセンターに立てるようになったって(言っていた)。少し俺と似てるなって思ったよ」とメッセージを送っている。ジャニーズJr.時代、宮舘もマイクと持ちたい一心で努力を続けてきた人物だ。思うように努力ができないこともある中で、心に決めた目標を達成してやるという熱き気持ちが2人の関係性を近づけているのかもしれない。
さらに、グループを客観的に見ているという点も共通している。「ガチな話をすると、ファンの皆さんは年令的にもメンバーがラウールをかわいがるのはいいけど、ちゃんと教えることは教えてねって思ってると思うんです」(『Myojo』2021年3月号)と俯瞰的に自分たちを分析していた目黒。「デビューしたことで浮足立つようなメンバーがいたら、俺が誰よりも先に気づいて、手綱をぐっと引き、グループの足並みを揃えます。(中略)僕は普段口数も多くないし、いまだに言葉で何を伝えるのもヘタです。だから姿勢で見せます」(『Myojo』2021年1月号)と自分とグループを客観視していた宮舘。こうした客観視できる感性と陰で努力できる資質を持つ“だてめめ”は、Snow ManがSnow Manであるための陰の立役者なのかもしれない。