Mouse On Mars、新アルバム『AAI』リリース 日本盤には未発表のボーナストラック収録
Mouse On Mars(マウス・オン・マーズ)が、2月26日に新作アルバム『AAI』をリリースする。
Mouse On Marsは2011年よりドイツのベルリンを拠点とした、ヤン・エスティー(St.)・ヴァーナーとアンディ・トーマの電子音楽デュオ(以前はヤンはケルン、アンディはデュッセルドルフを拠点としていた)。1993年の結成以来、実験性とポップさを持ち合わせた、刺激的なエレクトリックサウンドを追求してきた。
2018年の『ディメンショナル・ピープル』以来、約3年振りとなる新作アルバムは、AI(人工知能)技術を大胆に導入し、アルバムタイトルそのものが『AAI(Anarchic Artificial Intelligence)』となった。
ライブではドラム&ボーカルとを務めるドド・ンキシがドラム・パーカッションで復帰(前作には未参加)、作家・学者・(英語)教授であるボストン大学アフリカン・アメリカン学部長、ルイス・チュデ=ソキの言葉や声を大々的にフィーチャーし、コンピュータ・プログラマー集団(AI技術集団のBirds on MarsのNicolas Gorges、Yağmur Uçkunkaya, Florian Dohmannの3人と、元SoundcloudプログラマーのRany KeddoとDerek Tingle)と共にサウンドを創り上げた。
ヤンとアンディは、Birds on Mars、ラニー・ケド、デレク・ティングルと共同で、スピーチをモデリングすることができる特注のソフトウェアを制作。ルイス・チュデ=ソキやヤムア・ウツコンカヤのテキストや声を入力し、シンセサイザーのようにコントロールして演奏できるようにした。ナレーションとして聞こえるものも実際はAIが話している場合もあるという。
アートワークは、電子アートとビジュアルデザインのためのプログラミング言語・Processing(プロセシング)の開発者であるケイシー・リースが担当している。ICCでも展示を行っているケイシーはMouse On Marsの二人が参加したザ・ナショナルの2017年作『Sleep Well Beast』収録曲の4曲のMVの監督をしている。ケイシーはザ・ナショナル結成前のScott Devendorf、Matt Berningerとバンドも組んでいた。
マスタリングは、Nils Frahmの2020年の『All Encores』や2018年の『All Melody』、Penguin Cafeの2019年の『Handfuls Of Night』等のErased Tapes作品のマスタリングも手掛けているZino Mikorey(Zino Mikorey Mastering)が担当している。
なお、日本盤のみ完全未発表のボーナストラック1曲が収録される。
■リリース情報
Mouse On Mars『AAI』
マウス・オン・マーズ『AAI(Anarchic Artificial Intelligence)』
iTunes、Apple Music
「The Latent Space」(~2月25日)
Spotify
「Artificial Authentic」(~2月25日)
Spotify
『AAI』(2月26日~)
Spotify
YouTube Music:
「The Latent Space」
「Artificial Authentic」
企画番号:THRILL-JP 53 / HEADZ 250(原盤番号:THRILL 537)
価格:2,100円 + 税
発売日:2021年2月26日(金)※(海外発売:2021年2月26日)
フォーマット:CD / Digital(デジタル配信も同時リリース)
バーコード:4582561393624
<収録曲>
1. Engineering Systems 00:22
エンジニアリング・システムズ
2. The Latent Space 06:26 ※2020年10月29日リリースの海外での1stシングル(配信のみ)
ザ・レイタント・スペース
3. Speech And Ambulation 07:06
スピーチ・アンド・アムビュレイション
4. Thousand To One 05:31
サウザンド・トゥ・ワン
5. Walking And Talking 06:19
ウォーキング・アンド・トーキング
6. Youmachine 04:08
ユーマシーン
7. Doublekeyrock 02:25
ダブルキーロック
8. Machine Rights 01:42
マシーン・ライツ
9. Go Tick 04:20
ゴー・ティク
10. The Fear Of Machines 01:43
ザ・フィア・オブ・マシーンズ
11. Artificial Authentic 03:35 ※2021年1月13日リリースの海外での2ndシングル(配信のみ)
アーティフィシャル・オーセンティク
12. Machine Perspective 00:43
マシーン・パースペクティヴ
13. Cut That Fishernet 05:31
カッツ・ザット・フィッシャーネット
14. Tools Use Tools 00:31
トゥールズ・ユーズ・トゥールズ
15. Loose Tools 01:02
ルース・トゥールズ
16. Seven Months 02:31
セヴン・マンスス
17. Paymig 00:47
ペイミグ
18. Borrow Signs 01:50
バロウ・サインズ
19. New Definitions 04:15
ニュー・ディフィニションズ
20. New Life Always Announces Itself Through Sound 01:16
ニュー・ライフ・オールウェイズ・アナウンシズ・イットセルフ・スルー・サウンド
21. How Will They Talk 05:54
ハウ・ウィル・ゼイ・トーク
※ Track 21 …日本盤のみのボーナス・トラック
◎ 全世界同時発売
◎ 日本盤のみ完全未発表のボーナス・トラック1曲収録
Andi Toma - Instruments, Electronics, Production
Jan St. Werner - Instruments, Electronics, Production
Dodo NKishi - Drums & Percussion
Louis Chude-Sokei - Text & Voice
Yağmur Uçkunkaya - Voice
Tunde Alibaba - Percussion
Drumno - Drums
Eric D. Clarke - Loose Tool
Nicolas Gorges, Yağmur Uçkunkaya, Florian Dohmann, Rany Keddo, Derek Tingle - AI
Zino Mikorey - Mastering(Zino Mikorey Mastering)
Kitaro Beeh - Vinyl Cut
Casey Reas - Computer Graphics
Rupert Smyth Studio - Art Direction
Paraverse Studios Berlin 2020