ORβIT HEECHO、パフォーマンス力とリーダーシップ兼ね備えたメンバー 努力家でチャーミングな面が愛されポイントに
先週、4月21日に1stミニアルバム『Enchant』をリリースすることを発表したORβIT。1stアルバム『00(オーツー)』に続く作品が楽しめるのは、非常に喜ばしい。早く7人が揃って活動しているところを見たいものである。彼らのさらなる飛躍を願って、これまでYUGO、SHUNYA、YOONDONG、JUNE、YOUNGHOON、TOMOとメンバー一人ひとりにスポットを当てて紹介をしてきた。最後となる今回は、リーダーの“キムヒボス”ことHEECHOを取り上げたい。
HEECHOは1994年生まれの26歳。スッキリした端正な顔立ちと、身長186cmの9等身という抜群のスタイルの持ち主だ。ORβITメンバーの発表動画で彼を見た時は、さらに洗練されたビジュアルになっており、まるで二次元から飛び出してきたように感じたものである。非の打ち所がない二次元キャラのようなイメージの通り、HEECHOは何でもこなせるスーパーマンである。
まずはパフォーマンスにおける、その多才さに言及したい。HEECHOは11歳から練習生として活動をしていたため、すでにキャリアは15年になる。そのキャリアを表すかのように、高音パートもお手の物。透明感とどこか儚さのある歌声でORβITの楽曲に華を添えている。言わずもがなダンスも完璧で、細かな所作で自分ならではの世界像を作りあげている。『PRODUCE 101 JAPAN』のグループバトルで課題曲となった三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEの「RAISE THE FLAG」ではオリジナルの振り付けも手掛けていたほどだ。
さらに、パフォーマンス中の表情作りもバッチリ。『PRODUCE 101 JAPAN』コンセプトバトルで見せた、セクシーさ溢れる正統派なクールな表情も、「ツカメ 〜It's Coming〜」の明るくポップな表情も、ORβITの「UNIVERSE」で見せた絶対王者のような近づきがたい幻想的な表情も、何でもこざれだ。
さらに、リーダーに適した資質もあるから驚きだ。『PRODUCE 101 JAPAN』でも年下の練習生たちを可愛がる様子が映し出されていたが、ORβITでもメンバーたちを引っ張っている様子が多々見られる。例えば、「『UNIVERSE』M/V Behind the Scenes」では初のMV撮影となるJUNEに対して動き方のアドバイスをしたり、自分が先にやって見せたり、「『Lazurite』Behind the Scenes」ではビデオ通話で歌い方のアドバイスをしたり、「みんなのいいところをどうやって出そうかずっと悩んでて」と自分だけでなくメンバー全員の魅せ方の心配をしたり……。リーダーシップはもちろんのこと、視野の広さも垣間見せている。
さらにその心遣いは対メンバーだけではない。彼の誕生日に公開された、FCコンテンツ「ひちょのいちおうQ&A(だけど話したいこと話すだけ)」のダイジェスト版。その中で、「見えることが全てじゃないから、皆さん。あんまり僕たちのことを心配しないで、ただ楽しんでほしいです」と語り、EαRTH(ORβITのファンネーム)への気遣いも見せてくれていた。