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KinKi Kids 堂本光一、ラジオで語った“長瀬智也”という存在の大きさ 新たな道へ進む親友に対する思いとは

 堂本光一が、ラジオ『KinKi Kidsどんなもんヤ!』(文化放送)8月17日放送回に登場し、来年3月末にジャニーズ事務所を退所するTOKIO長瀬智也について言及した。「長瀬がいなかったら自分たぶんいないっすね、ここに」と語るように、堂本光一にとって長瀬の存在は、ジャニーズアイドルとして活動する大きな存在だったという。

 もともとアイドルになりたいというタイプではなかったという堂本光一。だが、東京の合宿所で出会った長瀬と仲良くなったことで、ジャニーズの中に居場所を見つけることができた。「ゲームやろうぜ!」と屈託なく長瀬が声をかけてきたのが初対面だったと振り返る。

 人見知りすることなく大らかな長瀬の性格に、几帳面で真面目な堂本光一は、心の緊張をほぐすことができたのだろう。そこにV6井ノ原快彦が加われば、どんなに賑やかだったか想像に難くない。ヤンチャ盛りな彼らが、合宿所で繰り広げた遊びの数々は、まさに伝説級だ。

 なかでも、これまでも何度となく語られてきた「フラッシュゲーム」について振り返る。フラッシュゲームとは、真っ暗にした部屋の電気をつけた瞬間に、身の回りがどうなっているかを楽しむものだそう。

 堂本光一が「俺がベッドでほとんど寝そべってるような感じでいたんですね。そのフラッシュがパパッとついた瞬間、長瀬のまあ、言うてみれば“バキューン”ですね、んふふふ。が、俺のほとんど目の前にありまして」と、番組恒例の効果音“バキューン”で伏せられる一幕も。そして「ヤツは、“太陽!”って叫びましたからね。ヤツの太陽も間近で見てるぐらいの仲です」と笑いながら続ける。

 今回の放送では触れられなかったが、彼らの遊びは他にもいろいろと語り継がれている。筆者が個人的に好きなエピソードは、合宿所で8ミリビデオカメラで撮って遊ぶのが流行っていたころ。キッチンからお菓子と間違えてドッグフードを持ってきた長瀬が、リビングのソファに座ってバリバリと食べているシーンが、ばっちりカメラに収められていたという話。5分ほど食べ続けたところで、味を不思議に思ったのか、箱を眺め「ドッグフードだーー!」と叫んで画面からいなくなったというシーンが、容易に想像できて微笑ましい。

 そんないろんな意味で“太陽”のような天真爛漫な長瀬が、堂本光一のそばにいてくれたからこそ、KinKi Kidsとして大変な時期も笑顔を忘れずに乗り越えられたのだろう。実際に、堂本剛が耳を患ったときに「急遽歌ってくれた」のも長瀬だった。

 10代のころから同じ事務所で過ごしてきた親友が、新たな道に進むというのは「寂しい部分はありますけどね……まあでも、自分としてはこれからも応援できればいいなと思ってます。長瀬は長瀬に違いはないなって思いもね。それこそ中居(正広)くんもそうだったけど」と締めた。

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