『DOUBLE FANTASY - John & Yoko』東京展独自展示コーナーの詳細が決定 ジョン・レノンのスケッチブック原画など
ジョン・レノン生誕80年目を迎える10月9日より開催の『DOUBLE FANTASY - John & Yoko』東京展のみで公開される独自展示コーナーの詳細が決定した。
東京展では、ジョンが日本語を練習していたスケッチブックの原画、たびたび訪れていたという軽井沢での家族写真やアイテムなど、日本との絆を感じさせる品々が展示される。
ジョンとヨーコ、そして息子のショーンは、1977年、1978年、1979年と日本を訪れ、家族旅行を楽しんでいたことが知られている。今回公開されるのは、ジョンが日本語を学び理解するためにローマ字とイラストで単語や表現を綴ったスケッチブックのオリジナル原画。さらに、本邦初公開となる「KAZOKU(家族)」「SABI(寂び)x「AMAI,SUPPAI,SHOPPAI,KARAI,NIGAI(甘い、酸っぱい、しょっぱい、辛い、苦い)」など、ジョンの人柄に触れることができる原画も展示されるという。
また、ジョンらが度々訪れていた軽井沢での家族写真(撮影:西丸文也/Nishi F. Saimaru)と、その際着用していた洋服なども展示されるそうだ。
同展覧会のチケット発売は8月末を予定。詳細に関しては、公式サイト/SNSなどで発表される。
展覧会の見どころ
ヨーコの「Ceiling Painting(天井の絵)」、「Painting to Hammer a Nail(釘を打つための絵)」、「Apple(リンゴ)」:1966年、ロンドンのインディカ・ギャラリーをジョンが訪ねます。ここから全てが始まりました。
ジョンの手書きの歌詞:「Imagine」、「In My Life」、「Give Peace a Chance」、「Happy Xmas (War is Over)」、「Woman」など。
Grapefruit(グレープフルーツ):ヨーコが1966年にジョンにプレゼントしたアートブック。1964年に出版されたこの本は、コンセプチュアル・アートの代表作であり、「イマジン」の歌詞やアイデアに直接影響を与えた、とジョンも語っています。2017年6月、ジョンの希望通り「イマジン」の共作者として正式にヨーコの名前がクレジットされました。
Bed In(ベッド・イン):1969年にアムステルダムとモントリオールで行われた有名な平和活動、ベッド・インから、ギターやメッセージ・ボードなどのアイテム。
「The Daily Howl」他:ジョンが少年時代に手作りしたイラスト満載の本を始め、独特の線画による絵画も多数展示されています。
NEW YORK CITY Tシャツ他アイコニックな服:ボブ・グルーエンのポートレートで着用したあまりにも有名なTシャツの実物、ジブラルタルでの結婚式の衣装など。
ジョンがついに手に入れたグリーン・カード:アメリカに移住を決めてから5年の戦いを経て1976年に取得したグリーン・カード。
二人が共作したパフォーマンス・アート作品:“WAR IS OVER! (if you want it)”、“Plastic Ono Band”や二人の初めての共同作品である『Acorn Peace(平和のどんぐり)』など。
Wish Tree(願かけの木):展覧会を訪れた人なら誰でも、短冊に平和への願いや夢、メッセージを書き、木の枝に結びつける事ができる参加型のアート作品。展示終了後、短冊のデジタル・コピーはジョンとヨーコによる世界平和祈願の象徴であるアイスランドの“IMAGINE PEACE TOWER”に永久に保存されます。
■開催概要
『DOUBLE FANTASY - John & Yoko』
会期:2020年10月9日(金)~2021年1月11日(月祝)予定
場所:ソニーミュージック六本木ミュージアム(東京都港区六本木5-6-20)
主催:株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント / 株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ
メディアパートナー:朝日新聞社
チケット情報:8月末発売予定(詳細は追ってオフィシャルサイト/SNS等で発表)
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