日向坂46、リモート学力テストで新たな“おバカキャラ”誕生? 珍解答連発した『日向坂で会いましょう』放送回を振り返る

 日向坂46の冠番組『日向坂で会いましょう』(テレビ東京)で「おたけのおバカキャラ払拭!リモート学力テスト」と題した企画が放送された。前身グループ・けやき坂46時代の冠番組『ひらがな推し』(テレビ東京)ではすでに学力テストは行われていたが、今回、日向坂46の冠番組として改めて学力テストを実施。これを受け、おひさまがTwitterで歓喜の声をツイートするなどネットは大きな盛り上がりを見せていた。

日向坂46 『ソンナコトナイヨ』(通常盤)

 同企画が再び行われるきっかけとなったのは企画名にもあるように前回参加メンバー19人の中で下から3番目となってしまった高本彩花(通称:おたけ)が「あれ以来、おバカ扱いがひどくて、問題が悪いだけで、私は本当は頭が良いんですよ」と、5月31日の放送回で訴えたから。これを受け、番組MCを務めるオードリーの若林正恭が「じゃあちょっとおたけの企画をやりましょう」と救済企画を提案したのだ。

 前回の学力テストを振り返ってみると、ペーパーテストで1位に輝いたのは宮田愛萌、2位は佐々木久美、3位は高瀬愛奈。一方のワースト3位は高本、2位は齊藤京子、1位は濱岸ひよりだった。高本は国語0点(20点満点)というまさかの結果を叩き出したが、その時から「本当にめっちゃ出来たんですよ。だから何かがおかしいんですよ」と必死に訴えていた。齊藤はその後日向坂46の楽曲タイトルにも使われることとなった「キツネを英訳しなさい」という問題に対し「Kon」と記述、濱岸も「1970年代に起きた原油高騰により人々がトイレットペーパーを買い求めた事を何という?」という問題に「爆買い」と解答するなど、珍解答連発。早押しクイズバトルでは高本と東村芽依の手に汗握るバトルも展開され、スタジオは大きな盛り上がりを見せていた。

 そんな前回と違うのは、3期生の上村ひなの、髙橋未来虹、森本茉莉、山口陽世が今回新たに参戦したことだろう。乃木坂46の金川沙耶、田村真佑が『乃木坂どこへ』(日本テレビ)でおバカキャラが確立され、欅坂46の松田里奈が『ネプリーグ』(フジテレビ)で衝撃の珍解答を出してしまうなどはあったが、坂道合同オーディション出身の日向坂46メンバーから新たなおバカキャラが出るのかというのも注目に値する。

 オンエアされた最新回で活躍が光ったのは佐々木美玲だった。前回も下から4番目と地味に“おバカセンター”に近い位置にいたが、「おバカメンを探せ!解答チェック」では何度も「みーぱん」と若林から名前を呼ばれていた。若林から漢字読み問題への自信を聞かれ、「私、漢字検定8級、100点満点でした!」と小学校3年生修了程度の過去の実績を誇らしげに語りオードリーを笑わせていたが、実際には「灰汁」を「たんじる」、「血眼」を「けつめ」と読むなど珍解答を連発。若林も「みーぱんが大暴れなんだよ。あんまり知らなかったなみーぱんがおバカなの」と感想を口に。この活躍っぷりにネットでも「みーぱんが無双状態やなwww」「おたけ回とみせかけてのみーぱん回やったなぁ」などのコメントが見られた。

関連記事