嵐、V6、KAT-TUN、光GENJI......作品と共鳴した主題歌で振り返る、ジャニーズ×アニメの深い結びつき
Snow Man「Stories」がアニメ『ブラッククローバー』(テレビ東京系)、SixTONES「NAVIGATOR」がアニメ『富豪刑事 Balance:UNLIMITED』(フジテレビ系)と、それぞれが今期放送のTVアニメのオープニングテーマ曲に起用され、話題を呼んでいる。
ジャニーズとアニメーー意外かもしれないが、これまでに歴代のグループやユニットの楽曲が多数起用されるなど、その結びつきは深い。
最も良く知られているのは、『忍たま乱太郎』(NHK Eテレ)のオープニングテーマ「勇気100%」だろう。1994年4月の放送開始からいまなお起用されている名曲だ。第1シリーズの光GENJIにはじまり、第10〜16シリーズからはYa-Ya-yah、続いてHey! Say! JUMP、NYC、Sexy Zone、ジュニア Boysと今も歌い継がれている。
また、1992年には『姫ちゃんのリボン』(テレビ東京系)でSMAP5枚目のシングル曲「笑顔のゲンキ」をオープニングに、エンディングにも「ブラブラさせて」「はじめての夏」「君は君だよ」の3曲が起用された。1994年には、SMAP11枚目のシングル曲「君色思い」が、『赤ずきんチャチャ』(テレビ東京系)のオープニングに採用された。
子どもの頃から観ているアニメを通して、彼らの存在を知ることも多く、音源を持っていなくても歌えるところもアニメソングの特徴だ。
“こち亀”こと『こちら葛飾区亀有公園前派出所』では、TOKIOの「Everybody Can Do!」が起用。ロックテイストでありながら、さわやかな雰囲気がこち亀ワールドとリンクしていた。また、嵐の「ナイスな心意気」がエンディングに起用され、物語の最後に5人が登場したのも、当時としては珍しい試みだ。嵐の楽曲でありながらも、両さんの動きにハマっていたのが面白い。
そして、男女問わず原作ファンが多い『犬夜叉』(読売テレビ・日本テレビ系)には、オープニングにV6の「CHANGE THE WORLD」、タッキー&翼「One Day,One Dream」、そしてエンディングにもV6「Brand-New World」が起用された。「CHANGE THE WORLD」は勇気がもらえる応援ソング。これを聞けば青春時代を思い出す人も多いことだろう。