亀梨和也×山下智久、『野ブタ。をプロデュース』特別編で初解禁した「青春アミーゴ(2020ver.)」 原曲からの変化を考察

 二人ともグループメンバーとしてのデビューを果たし、山下はソロへ転身。これまでになかったタイプの音楽ジャンルを開拓、俳優としても海外作品への出演を果たした。一方、亀梨はグループのメンバーとして活動を続けながら、ソロデビュー、ソロコンサートを実現。俳優にバラエティ、スポーツキャスターも変わらず続けている。

 二人に共通することの一つに、挑戦をやめないことが挙げられる。スタート時期は違うものの、ジャニーズの世界に根を下ろし、負荷をかけながらキャリアを積み続ける、素敵な年の取り方をしている。そして、グループを跨いだ活躍、枠にとらわれないスタンスは、二人の背中を追う後輩にとって、可能性や選択肢を広げてくれた存在ではないだろうか。

 総武線がつないだ二人の縁。15年の月日を経ても健在で、この先20年、30年と二人がどう変化していくのか、どんな歌を歌っていくのか、グループやソロとしての活動のほかにさらに楽しみを与えてくれる存在だ。

■柚月裕実
Web編集者/ライター。企画、担当編集、取材・執筆してます。
日本の男性アイドルの頑張りを見ては涙する30代。
始まりはSMAP中居さん。 KAT-TUN、NEWS中心の事務所担。年中HDDの整理と原稿書きに追われています。

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