THE RAMPAGEメンバー分析【入門編】Vol.9:与那嶺瑠唯

THE RAMPAGE 与那嶺瑠唯、沖縄が生んだ陽気なポッパーが照らすグループの未来 幼馴染 神谷健太とのエピソードも

 今やJr.EXILE世代を牽引する16人組ダンス&ボーカルグループ、THE RAMPAGE from EXILE TRIBE(以下、THE RAMPAGE)。ワイルドなビジュアルやアグレッシブな楽曲、大人数で繰り広げるダイナミックなパフォーマンスが印象的な彼らだが、1人1人のキャラクターやメンバー同士の関係性を探ってみると、そこには意外な魅力が溢れている。そんな彼らの魅力を伝える、THE RAMPAGEメンバー分析。第9回目は、パフォーマーの与那嶺瑠唯について紹介していく。

与那嶺瑠唯

 与那嶺瑠唯は、1995年8月16日生まれで沖縄県出身。両親がブルースやディスコミュージックを聴いていた影響で物心ついた頃から音楽が身近にあり、叔父もダンサーだったという与那嶺が、ダンスに興味を持ったのは中学1年生の時。それ以前の小学3年生から中学1年生までは野球少年だったそうだが、「地元沖縄のチャリティイベントにDA PUMPさんが出演し、歌って踊る姿を見たことであこがれを抱いた」(引用:アルキタ)ことがきっかけでダンスに夢中になっていったようだ。沖縄出身の“ハイサイコンビ”として仲の良さに定評のあるパフォーマーの神谷健太とは小学生の頃からの幼馴染で、芸能の仕事を始めた経緯はそれぞれ違うが、EXPG沖縄校やオーディションで切磋琢磨してきたライバルでもある。EXPGに通っていた頃の与那嶺はシャイな性格だったそうで、「一番後ろの端っこの方でレッスンを受けていました」(引用:TVfan)と語っているが、2014年3月には「自分の実力を試したい」と「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」に挑戦(引用:琉球新報)。最終審査に残った際には、ファイナリストになった喜びを噛みしめながらも「健太も一緒に受かりたかった」と泣く与那嶺の姿が『週刊EXILE』(TBS系)で放送された。だが、結果的には彼も最終審査で落選し、武者修行の末にTHE RAMPAGEの一員に。2人揃って、EXPG沖縄校出身者の中で初めてLDHに所属したメンバーとなった。

 得意とするダンスは、ポッピン。リーダーの陣も得意とするダンスジャンルで、力を抜いた状態から瞬時に筋肉に力を入れるヒットや、ウェーブという波のような動きをする技が特徴的だ。また、体の各部に鍵をかけた(ロックした)ように、瞬時に体をピタッと止める動きが特徴のロッキンも好きで、自身の配信コンテンツ『Monday Night Fever』、通称“MNF”の第15弾動画では、THE RAMPAGEの『SWAG IT OUT』に合わせてロッキンを踊る姿を披露している。

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