Snow Man & SixTONES、シングル曲以外でみせるセクシーな魅力 『CDTVライブ! ライブ!』パフォーマンスを振り返る
3月30日からスタートした『CDTVライブ! ライブ!』(TBS系)。初回放送は4時間の生放送。ジャニーズからは嵐、Kis-My-Ft2、King & Princeそして、Snow ManとSixTONESが出演した。
特に、Snow ManとSixTONESは、これまでデビュー曲を披露する機会が多かっただけに、どの楽曲を披露するのかに注目が集まっていた。今回はSnow ManとSixTONES二組のライブパフォーマンスを踏まえて、楽曲について振り返ってみたい。
Snow Man「KISSIN’ MY LIPS」
デビュー曲の「D.D」の見せ場について「アクロバット」を挙げた佐久間大介。「瞬き禁止」のナレーション通り、打ち上げ花火のように次々とパフォーマンスが展開された。
さらにもう一曲「KISSIN’ MY LIPS」を披露。これはラウールとDiorとのスペシャルコラボレーションのテーマソングに起用された楽曲。特設サイトでは一足先にお披露目されていたが、テレビでの披露は今回が初。
椅子を使ったチェアダンスから、ステージを目一杯使ったパフォーマンスへと展開していく「KISSIN’ MY LIPS」。冒頭からラウールのセクシーさと存在感でカメラを引き寄せた。軽やかにステップを踏む一方で、指先で唇をなぞる繊細な手の動き。チェアを女性のように愛でるシーンもあり、こちらも瞬き禁止レベルの細かな演出が続いた。
なかでも、佐久間がRAP調の英語で歌いあげたソロパートは、力強さと色気が混じり新たな一面を見せた。「D.D」と比較して落ちついたテンポで、向井康二や渡辺翔太ら伸びやかな歌声がじっくりと楽しめるのも魅力だ。
メンバーが見どころとして挙げていた足上げダンスは、目黒蓮を筆頭に長い脚と柔軟性が生きて、バーレスクのようなしなやかさとキレが共存。この人数にもなればある程度のバラつきが出そうなものだが、体幹を感じる姿勢と身のこなしにより、アクロバットとは違う、美しいパフォーマンスだった。メリハリのあるダンスは観ていて気持ちがいい。
冒頭では、深澤辰哉が代表して、メンバーである岩本照の芸能活動自粛を伝え、グループを守ると宣言した。グループにとって、誰一人欠けていい人なんていない。岩本の早期復帰を願うと共に、この先もずっとパフォーマンスで魅了して欲しい。