JO1の“プリンス”白岩瑠姫、アイドル性溢れるキャラクターとスタンス メンバーを思いやる熱さやおしゃべり好きな一面も
一方で、白岩は熱い部分も持っている。ポジションバトルではメンバーをどう引っ張っていったらいいのか悪戦苦闘して悩んでいるリーダーに代わり、ダンス未経験のメンバーたちを指導。「リーダーの負担がなるべく減るように協力したい。チームとして一丸になって勝ちたい」と思いを吐露するシーンもあった。さらに、グループバトルでは「(ダンス経験者同士が)お互い消し合ってるっていうか。あんまりコミュニケーション取ってないし。(中略)お互い様子を見合ってる」と視野の広さが分かるコメントをしたことも。結果、白岩のこの会話がチームが1つにまとまるきっかけとなっていた。飄々とした一匹狼ではなく、メンバーのこともしっかり思いやれる彼だからこそ、みんなに愛され、信頼を得ているのだろう。
こうしてキラキラと眩しいアイドル性を見せつけている白岩だが、意外な一面も併せ持つ。パフォーマンス中とは違い、オフではとにかくおしゃべりということを暴露されたことがあった。練習生同士の合宿中、就寝前もずっと一人で喋っており、全員が無視しても懲りずに続行。朝4時まで喋り続けたり、即興ラップを披露したり、とにかく愉快で明るい性格なのである。こうしたパフォーマンス時とのギャップもたまらない。
絶対的アイドル性とともに、クスッとしてしまうギャップも持つ白岩。この振り幅の広さがあるからこそ、どんなタイプの楽曲でも自分のものにしてしまうのかもしれない。