『I’m So Pretty -Japanese ver.-』インタビュー
K-POPの新星 NATUREが日本にも届ける“心地良いエネルギー” メンバーが語る、グループの魅力と野望
日本人メンバー・ハルが所属していることから日本でもいち早く注目されてきたK-POPガールズグループ・NATUREが、2月12日にシングル『I’m So Pretty -Japanese ver.-』で待望の日本デビューを果たす。これまでにも『KCON 2019 JAPAN』などでのパフォーマンスや、イベントなどで直接日本のファンとふれあう機会はあったけれど、インタビューで出会った彼女たちはステージの上では新人離れしたステージングを見せたNATUREと同一人物なのかと首をひねるくらい、いたって等身大な姿を見せてくれるキュートな女の子たち。「こんなにも仲がいいメンバーに恵まれたグループでデビューできてラッキーでした!」と満面の笑みでハルが語ったとおり、終始にぎやかなインタビューとなった。(尹秀姫)【※インタビュー最後にオリジナル動画&プレゼント情報あり】
元気いっぱいのメンバーたちが届けるパワー
ーー日本デビューおめでとうございます! 今のお気持ちは?
HARU(以下、ハル):まだ実感はわいてないですね。こんなにも早く日本デビューできるとは思ってもみなかったですし。ただ、こういう機会をいただいたからには、私たちの魅力を日本のみなさんに知っていただけるよう、がんばりたいと思います!
ーーハルさんとしては念願の日本デビューだったのでは?
ハル:念願ですね! もちろん韓国でデビューしたいという思いはあったけど、日本でも活動したかったので、がんばり時だなって思いますね。
ーーまずはNATUREの魅力から掘り下げていきたいと思います。NATUREというグループ名にはいろんな意味があるんですよね?
LU(以下、ルー):はい。まずNATUREという名前には、日常に疲れた現代人たちが自然に触れることで癒され、エネルギーを得るように、私たちNATUREの曲を聴いて心地良いエネルギーを受け取って欲しいという願いが込められています。
ーーでは元気にそれぞれのメンバー紹介もお願いします!
LOHA(以下、ロハ):アロハ~! 私はNATUREのハッピーウィルス・ロハです! メインダンサーでメインラッパー、そして中性的な“美”がチャームポイントです。
CHAEBIN(以下、チェビン):ロハのパワーダンスはすごいですよ! 実際に、力も強いんです。
ハル:体力がすごい!
SOHEE(以下、ソヒ):そしていつもハイテンション(笑)。
ハル:私はNATUREのキューティーパワーダンサー、ハルです! ……日本で韓国語の自己紹介するの、ちょっと恥ずかしいですね(笑)。私は話すことがとても好きで、NATUREの愛嬌担当です。韓国語はまだ流暢ではないから、そういったところが韓国ではかわいく見えるみたいです。
SUNSHINE(以下、サンシャイン):ハルさんは普段からかわいいんですよ。それに、しゃべらなくても日々の行動に愛嬌があるっていうか。日本語だと早口で声のトーンも低いけど、韓国語だと語尾が上がるのがかわいいし、発音がちょっと違うのがとにかくかわいいんです。
ロハ:ハルお姉さんは外国人メンバーだから韓国語で話すのは大変なのに、少しでも勉強しようとするその姿勢がカッコいいです!
チェビン:私はNATUREの天使、チェビンです。メインボーカルを担当しています。私は、初めて会った人には人見知りをしてしまうタイプですが、仲よくなると急にフレンドリーになります。
ロハ:初めて会った時は人見知りだって知らなくて、すごくクールなお姉さんなんだなって思ってたんですよ。だけど、仲良くなったら年下の私たちの言葉にもよく耳を傾けてくれるし、いいお姉さんです。
ハル:いつも私たちの話をよく聞いてくれるんです!
ソヒ:私はNATUREの長女、ソヒです。見た目からはクールに見えると言われるんですが、実はすごく気さくな性格で、仲よくなった人からは「隣の家に住んでる妹分みたいだ」ってよく言われます(笑)。近寄りがたい存在というよりは、身近にいるような親近感を感じてもらいたいです。そしてチャームポイントは、やわらかいほっぺ! 見てください、すごく伸びるんです(と言いながら頬を伸ばす)。
ハル:おもちのほっぺ! ソヒお姉さんはすごくやさしいんですよ。
チェビン:何を言われても断るってことをしないんですよね、いい人過ぎて。
ロハ:長女だけど、愛嬌は得意! 犬に似ててかわいいんです!
ソヒ:そういえば柴犬に似てるって言われたことがあります(笑)。
SAEBOM(以下、セボム):私はNATUREの猫ちゃん、セボムです。セクシー担当です! 私もクールに見えるとよく言われるんですが、実は一番、第一印象とギャップがあります。特技はモノマネです!
チェビン:声帯模写が上手なんですよ。ブリトニー・スピアーズとか!
サンシャイン:人の特徴を掴むのがうまくて、しかもクセを見抜くのが早いんです。
ハル:いつもメンバーのモノマネをしては笑わせてくれるんですよ。私の韓国語もよくコピーされます(笑)。みんなは似てるって言うけど、どうなのかな……。
セボム:似てるよ!(声マネしながら)
ルー:中国人メンバーのオーロラのモノマネもうまいです。
セボム:今日はオーロラがいないんですけど……。ああ、オーロラに会いたい(※オーロラはスケジュールの都合上、今作へは不参加)。ともかく、メンバーのモノマネをして、みんなをよく笑わせています。“猫ちゃん”のキャッチフレーズはファンの方によく猫に似ていると言われていたことから、いつの間にか私の代名詞になったんですよね。自分でも猫っぽい性格だなって思うので、このキャッチフレーズは気に入ってます!
サンシャイン:私はNATUREのピカピカ太陽、サンシャインです! NATUREでは末っ子、最年少です。サンシャインという名前は社長がつけてくれたんですけど……。
セボム:サンシャインは性格も肌の色も明るいから!
サンシャイン:実際にそれが由来かどうかはわからないんですけどね(笑)。NATUREの中では背が2番めに高いです。うるさい時はすごく騒がしいけど、おとなしい時はすごく静かで、中間がないんです。まるでスイッチがあるみたい。外と内では全然違う人みたいなんですよ。
ハル:外ではMCをしたり、しゃべることを担当していたりもするから、ある意味、家の中では充電しているのかも?
サンシャイン:たしかに。家の中で1人でいる時間があるから、外ではがんばれるのかも!
ルー:私はNATUREのリーダー、ララリーラララーララルー♪ ルーです。自分では認めたくないんですけど、メンバーいわくおっちょこっちょいらしくて、普段からコケたりすることが多いです(笑)。
ロハ:でも見るからにリーダー! って感じですよね!
サンシャイン:語学が得意!
ハル:そのおかげで外国人メンバーが打ち解けるのが早かったのかも。
ルー:まずは私が日本人メンバーのハル、そして中国人メンバーのオーロラと話がしたくて、日本語と中国語の勉強をはじめたんです。日本語はハルがすごく熱心に教えてくれました。
ソヒ:ルーは声がきれい。
ロハ:いつも一生懸命がんばる私たちのリーダーです!
UCHAE(以下、ユチェ):私はNATUREの花ことユチェです。私も最年少ですが、背は一番高いです。食べるのが大好きで、ポケモンのカイリューに似てるってよく言われます(笑)。性格は人見知りで、自分から率先して話しかけるタイプではないですね。
ルー:でも、かわいい末っ子です。
サンシャイン:ユチェはほんとうにかわいい!
ロハ:ユチェはいるだけでかわいいんです。
ルー:モデルみたいにかわいいし、グラビアも映えるんですよね。
セボム:みんなの意見がまとまらない時、ユチェが何か言うとみんなその言葉に従います(笑)。ユチェが「じゃあ、こうしましょう」というとみんな一斉に「はい!」って(笑)。
サンシャイン:きれい好きだよね。気づけばいつも掃除している気がする。
ユチェ:ちょっとだらしないなと思うところがあると気になっちゃって……。少しでも(余裕のある)空間ができたらいいなと思って(笑)。
ハル:とっても気配り上手なんです!
NATUREが日本でも人気の理由は?
ーー日本人メンバーのハルさんはなぜ韓国でデビューしたいと思ったんでしょうか?
ハル:もともとK-POPが好きだったんですけど、クオリティの高さにまずびっくりして。最初はそのクオリティの高いアイドルのみなさんの後ろでバックダンサーをしたいと思ってたんですよ。そしたら、韓国に行った時にスカウトされて。、バックダンサーの夢は諦めたんですね。でも、オーディションを受けながら、ダンスのレッスンと並行して歌の練習をしていたら、どんどん歌に対する探究心が出てきて、歌手になりたいと気持ちが強くなり、今に至るという感じです。
ーーやりたいと思ったことがわりとすぐ叶ったんですね。
ハル:ありがたいことに、自分がやりたいと思ったことがすべて叶ってしまいました。その代わり、ちゃんとその分努力しなくちゃ! という気持ちが強いですね。すぐにデビューはできたけど、韓国語はまったくできなかったですし、本格的に歌を歌うのも初めてで……。やるべきことは多かったです。私はむしろデビューした後のほうが大変でしたね。特に私の場合、大好きなファンのみなさんと会話がしたくてもできないというのが辛かったです。でも、2年経った今はみなさんと韓国語で会話もできますし、ホームシックにならないくらい楽しく毎日を過ごしてます。
ルー:サイン会に日本のファンや中国のファンが来てくれたら、せっかく遠くから来てくれたんだから、言葉を交わしたいじゃないですか。そういう時、ハルやオーロラがいてくれるから、私たちもファンの方もすごく助かってます。
ーー韓国のデビューから1年足らずで日本でもデビューすることになりました。この人気の秘密はどんなところにあると思いますか?
サンシャイン:NATUREの明るいパワーを感じて、愛してくれるファンの方がいらっしゃるからだと思います!
セボム:日本人メンバーのハルもいるし、私たちのデビュー曲「Allegro Cantabile」がアニメ『のだめカンタービレ』のオープニング曲をカバーしたものだったり、日本にはなにかと縁があるんですよね。それできっと日本のファンの方にも好きになってもらえて、こうして早く日本デビューできたのかなと思います。
チェビン:私たちはカムバックするたびにいろんなコンセプトに挑戦してきたんですが、そのたびにNATUREを発見してくださる人がいて、そういったことも人気の要因になったと思いますね。
メンバーが選ぶお気に入りの1曲
ーーたしかに、今までNATUREはいろんなコンセプトの曲を発表していますよね。今までNATUREが発表した曲の中から、お気に入りを1曲ずつ紹介してください。
ユチェ:「Bing Bing」(2ndミニアルバム『NATURE WORLD :CODE A』)という曲がお気に入りです。私は強くてセクシーなコンセプトよりも清純で明るいイメージのほうが似合うとファンの方に言われて、私自身もそういう曲が好きなので、この曲に決めました。
ルー:私も「Bing Bing」です! 振り付けが面白くてパフォーマンス的にも見どころがありますし、歌詞もかわいくて聴いていると思わず微笑んでしまうような曲なんです。
サンシャイン:「I wish」(1stミニアルバム『I'M SO PRETTY』)というバラード曲があるんですけど、メロディラインも歌詞も叙情的で、今でもよく聴いています。
セボム:私は「What's Up」(『NATURE WORLD :CODE A』)ですね。トロピカルサウンドの曲で、すごくいいんです。この曲がミニアルバムの収録曲なのがもったいないと思うくらい大好きなので、みなさんぜひ聴いてみてください!
ソヒ:私も「Bing Bing」です。ルーが言ったように、歌詞がすごくかわいいんです。リフレインする擬音やたくさんの方に共感していただける歌詞が特に気に入っています。
チェビン:私は「A Little Star」(『I'M SO PRETTY』)です。普段からバラードをよく聴くのもあって、この曲はすごく好きです。
ハル:私はもちろん1枚目のミニアルバムのタイトル曲「I'm So Pretty」(『I'M SO PRETTY』)です! この曲のおかげでNATUREを知ってくれた人がたくさんいるし、今回、日本でもこの曲でデビューすることになって、さらに愛着がわきました。
ロハ:私は「Drinkin」(『NATURE WORLD :CODE A』)という曲をおすすめします。実はこのアルバムからラップに挑戦することになったんですけど、もともとラップが入った曲が好きなのもあって、お気に入りです。
ーーこれまで様々な曲とコンセプトで活動してきたNATUREですが、挑戦してみたいコンセプトはありますか?
サンシャイン:上から下まで完璧な正装を着てみたいですね。メンズライクなスーツで、しかもジャケット、ベスト、パンツのスリーピーススーツでビシッと決めたいです。というのも、私たちはいつもミニスカートやショートパンツの衣装が多くて、気も使うから100%のパフォーマンスが発揮できていない気がするんです。なので、スーツでなくてもパンツルックでパワフルにダンスしてみたいです。
チェビン:私は清純な曲を少しセクシーに歌ってみたいです。Apink先輩の「1もない」のイメージに近いですね。私たちの曲で言うなら「I'm So Pretty」と「Bing Bing」を合体させたような感じ、と言ったら伝わりますかね?
ロハ:チェビンに似合いそう! いつか挑戦してみたいですね。