嵐 二宮和也×櫻井翔、『山田太郎ものがたり』共演で深めた絆 内に秘めた熱い思いも共通点に

 そして活動休止発表会見の際に、「『無責任じゃないか』という指摘もあるのでは」と記者から質問が飛ぶと櫻井はすぐさま、「これは我々の誠意です」と反応。続けて「(大野智が)悪者にされる可能性があるのでは」と言われると二宮は「もしそうやってリーダーが矢面に立って、リーダーが悪者になって見えているのであれば、我々の力不足だと思います」ときっぱり返していた。一見クールに見える櫻井と二宮が、実は嵐というグループ、メンバー、そしてファンに対してひときわ熱い思いを抱いていることがこうした言葉の端々から伝わる。6月に放送された『SONGS』(NHK総合)で二宮は「5人で歌えて踊っていて、その場があればもはや曲はどれでもいい」とも語っていた。

 『山田太郎ものがたり』では、櫻井が二宮を時に支え、時に温かく見守る“親友”という関係性を演じた。ここでの共演が2人の絆をより強固にしたことは間違いない。嵐は今後、9月には久々のシングル『BRAVE』、10月には20周年を記念したビデオクリップ集『5×20 All the BEST!! CLIPS 1999-2019』の発売が控える。グループだけでなく、“やまたろ”コンビとしての結びつきもますます強まりそうだ。

(文=竹上尋子)

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