Snow Man、『ZIP!』で生パフォーマンス披露 フォーメーションや個性際立つダンスに見る特徴
9人だからこそのフォーメーション力
実際に彼らのパフォーマンス動画を見てみよう。まずは、ジャニーズJr.チャンネル内にアップされている「Lock on! (dance ver.)」。Snow Manは、高身長かつスタイルのいいメンバーばかり。もちろん新しく加入した3人も然りだ。そんな9人が集まることで、圧倒的な迫力と見栄えの良さを生み出している。さらに9人のフォーメーションも見ていて楽しい。前から3人・4人・2人と並んだり、3人ずつ3列に並んだり、逆V字になってみたり。実にバリエーション豊かだ。余分な空間が生まれないがゆえ、華やかさを感じることもできる。
それぞれの個性が際立つダンス
さらに、ファンからの人気が高い「Make It Hot (dance ver.)」は「Lock on!」に比べて激しくダンスをする楽曲だが、さすがSnow Man。それぞれにキャリアを築いて来ているがゆえハイクオリティのパフォーマンスに仕上がっている。ここで特筆したいのは、一人ひとりのダンスの個性。例えばラウールは振りの一つひとつが大きく、かつ体をしならせるように使ったり、独特のリズムのとり方をしたりしているように、全員が細かな動きまで揃えることをしていない。だが、彼らがバラバラに見えないのは、曲の要所要所でしっかり動きをシンクロさせることができているからではないだろうか。
こうしたSnow Manの持ち味が、『ZIP!』の生パフォーマンスでは発揮されるはずだ。彼らならば限られた空間を目一杯駆使してアクロバットも見せてくれるかもしれない。どんなパフォーマンスになるか、今から楽しみである。
(文=高橋梓)