伊藤健太郎、ラジオで敬愛するSMAPへの熱い思いを語る ファンへの“宣戦布告”な選曲も

 そして、今回もまさに期待通りの内容となっていた。オープニングナンバーはSMAPのデビュー曲「Can't Stop!! -LOVING-」。曲が終わると、早速、伊藤健太郎は「ニヤニヤが止まらない。めっちゃ楽しい、これ!」とシャウト。さらに、「SMAP特集でこの曲を流してほしいというメールが来てますが、見ません。僕が流したい曲をそのタイミングで流します」と宣言した。そうして流したのは「Hey Hey おおきに毎度あり」、「$10」、「Flapper」、「A Song For Your Love」、「ずっとずっと」(木村拓哉ソロ曲)、「SUMMER GATE」、「Peace!」。隠れた名曲から、通好みの曲、誰もが知ってる曲まで網羅する。

 番組の中で、伊藤健太郎はSMAPを好きになった理由を明かす。「世界に一つだけの花」を幼稚園で歌う機会があり、それがきっかけでSMAPを発見。さらに、SMAPの曲はファンでない人でも聞いたことがあること、メンバー全員が各分野でスーパースターであることから「唯一無二のグループ」と語っていた。また、「Flapper」を流した際には、「この曲のリクエストは1通も来てなかったみたいです。SMAPファンの人たちはこの曲を当てられなくて悔しいでしょ! 僕もね、SMAPファンだからわかるんですよ。SMAPファンをムカつかせたい!」と宣戦布告。リスナーからも「正直薄いファンだと思ってました。SMAPファンをムカつかせるの成功です。私、ムカついています!」というメールが届いていたほどだった。

 各コーナーでもSMAPの楽曲をかけまくった伊藤健太郎。さらに約1時間半、これでもかと言うほどSMAPへの愛を語り尽くしていた。その情熱を聞くと、伊藤健太郎の中で、今もなおSMAPがグループとして存在し続けているのがわかる。21歳という若さの人気俳優の心をガッチリ掴んで話さないSMAP。伊藤健太郎のSMAP愛はもちろん、いかにSMAPが偉大かを改めて思い知らされる放送であった。

(文=高橋梓)

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