新しい地図と『星ドラ』の共通点 応援ソング「星のファンファーレ」から紐解く

 一方「この曲聴くとね、星ドラ強くなりますよ!」と強気な発言で楽曲を紹介したのは、これまで『ドラクエ』をやったことがなかったことを暴露した稲垣。そんな稲垣と同じように、『星ドラ』ビギナーも一緒に始められるように、『ななにー』ではゲーム実況動画クリエイターたちがレクチャーしてくれる。4月10日からLINEでも質問が可能になり、ますます便利になっているので、今からでも始めるのは遅くない。

 そんな全面サポートを受けながら、着実にレベルアップを遂げている稲垣だが、動画クリエイターたちのアツいレクチャーに対して、どこかクールに受け流したり、自らの美学を崩さずに取り組む。その稲垣らしい成長物語も、『星ドラ』のもうひとつの楽しみ方かもしれない。

 そして意外にも、一番レベルが低いのは香取だ。なんでも1日1回の無料“ふくびき”で”そうび”をゲットできることを知らなかったという。「最近覚えてビックリした。なんで今までこれ毎日やって来なかったんだろうって。ズルい! と思っちゃった」とこちらも末っ子らしい顔をのぞかせる。だが、すぐにいつものしっかり者の香取に戻り、PVにはいろんなキャラクターたちもたくさん登場するというポイントも教えてくれた。

 一度聴いたら忘れられないSEKAI NO OWARIらしい、キャッチーでファンタジックなメロディ。そして楽しそうに踊る3人と、私たちの耳馴染みのいいあのユニゾン。5月25日のイベント(午前の部)には3人も登場するとあって、初お披露目の場は大いに盛り上がりそうだ。「大地」「勇気」「星」「宝物」「地図」など冒険物語に欠かせないキーワードを見ると、“新しい地図”というプロジェクト名を掲げ、住み慣れた地から真っ白な地図を広げた3人と重なる部分も少なくない。「星」を心の支えに、そしてNAKAMAの笑顔という「宝物」を目指して。3人の勇者が見せてくれる生き様という名の冒険は、まだまだ続くのだ。

(文=佐藤結衣/写真=(c)AbemaTV)

※記事掲載時、一部内容に誤りがございました。訂正してお詫び申し上げます。

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