NEWS 小山慶一郎はたくさんの“好き”と出会い続ける 令和初日に35歳の誕生日迎えたラジオを聞いて
また、35歳という年齢を受けて、小山は同年齢の友人と会うと「どういうふうに生きていくのか」という若い時とはまた違った視点で、将来の話をするようになったと話す。「そういうときに、NEWSでいられてるのはすげー幸せ。だって、ライブできるんですよ。あんな幸せな空間を味あわせてもらってるってのは、やっぱり普通の35歳じゃないなって思うよね」と、この先もNEWSとしてファンとの時間を楽しんでいきたいという思いを語った。
手越祐也とゴルフに行けば、パターを隠されるイタズラを受けても「最後は手越好きってなった」という素直な小山。愛猫・みるくが顔をトントンと叩いて鳴く仕草に「カワイイんだもん」とメロメロな小山。そして、やっぱり話したかったアニメトークを「(アニメのお便り)外したでしょう? あんの? あるじゃん!」とゴソゴソと探し出し、「アニメの話してたら汗かいてる、俺。興奮しちゃったんだな」と笑う小山。NEWSのメンバーといるときは、まとめ役やツッコミを担当することが多いが、小山のソロトークを聞いていると、ときに危なっかしさを覚えるほど「好き」に純粋だ。
そして「とんかつにはソース? しょうゆ?」というリスナーからの質問に、「知らんがな!」と加藤シゲアキ節を真似してみるものの、「逆にやってみようかな。食べてみなきゃわからない」と、やっぱり素直な小山。そんな彼だからこそ、たくさんの「好き」と出会い続けることができているのかもしれない。きっと彼を通じて、私たちもまた新しい「好き」を発見していくことができるのだろう。新しい時代と共に始まった、35歳の小山慶一郎の「好き」に出会う旅の行方を楽しみにしている。
(文=佐藤結衣)