GENERATIONSライブ会場、“LDH LAND”の充実ぶり 縁日遊びから託児サービスまで
EXILEや三代目 J Soul Brothersらが所属する芸能プロダクションLDHが「ライブが始まる前も、終わった後も、気持ちよく楽しんで過ごしてほしい」との想いから始動させた“LDH LAND”。コンサート会場に隣接した広大なエリアに、グッズが購入できる物販コーナー、アーティストがプロデュースしたフードや縁日遊びなどが楽しめるテントを展開し、会場内には託児サービス“コンサートチャイルドケア“も……と、ファンを喜ばせるサービスが満載だ。昨年7月、GENERATIONS from EXILE TRIBEのツアーからスタートしたLDH LANDは、ファンの間にも定着してきた。そこで今回、初の単独ドームツアー『GENERATIONS LIVE TOUR 2018 “UNITED JOURNEY』に盛り上がる5月12日、ナゴヤドームのLDH LANDを取材した。
プロの保育士による万全のケア!
小さなお子さんを持つファンに、安心してライブを楽しんでもらいたいとスタートした託児サービス“コンサートチャイルドケア“。各会場の託児サービスや、株式会社小学館集英社プロダクションの総合保育サービス“HAS(ハズ)“が運営を手がけ、プロの保育士がしっかりと預かってくれる。対象年齢は満1歳~5歳以下。料金は1回5000円で、公演時間が延びても追加料金などは一切かからないため、お迎えの時間を気にせずアンコールまで楽しめるのもうれしいポイントだ。
実際に、ナゴヤドーム内の託児ルームに足を運ぶと、子どもたちがニコニコと3名の保育士の方と遊んでいた。ピンクを貴重とした内装、童謡のBGMが流れており、子どもたちリラックスしている様子がうかがえた。「今日利用されているのは7名ですね。最初は泣いてしまう子もいますが、ほとんどの子がすぐに慣れて遊び出します。“安心してコンサートを楽しんできてください“って、親御さんを送り出すのが私たちの仕事です」と、保育士の方。予約によって保育士の人数が調整されるため、事前予約は必須だという。ぜひチケット購入時にあわせて、チャイルドケアのページもチェックしてほしい。
物販エリアはじっくりスマートに!
メンバープロデュースアイテム、Tシャツ、タオルなど、バラエティに富んだグッズが購入できるのも、コンサートの醍醐味。ラグやサンダル、モバイルバッテリー、バケツにヘアブラシ、クッション、トートバック……と、GENERATIONSのグッズはとにかく種類が豊富。どれを購入しようか目移りしてしまうファン心理を見越したかのように、広大な物販エリアにはグッズを着用したマネキンに、Tシャツがかかっているハンガーラック、小物がディスプレイされたクリアケースなどが、数十メートルごとに設置されていた。自分の身体にTシャツを当てて購入を検討するファンも多くいた。じっくりと吟味してからレジに迎えるので、ゆったりとショッピングが楽しめる。また、会計も現金専用とクレジットカード・電子マネー専用レジに分かれており、長い列を作ることなく購入できている様子も、実にスマートだ。さらに、入口と出口にはそれぞれスタッフが配置されており、多くの人が賑わっても混乱しないようにというLDHのおもてなしの心が感じられた。
遊んで、食べて、屋台でお祭り気分!
ジェネみくじ(おみくじ)、ジェネわ(輪投げ)、ガチャなど、縁日の屋台のような雰囲気のレクリエーションも充実。ランダムにメンバーのグッズが出るため、「超うれしい!」とハイタッチをして喜ぶ声も上がり、大いに賑わっていた。さらに、メンバープロデュースのフードコーナーもユニークだ。お祭りムードに刺激されて、筆者も2アイテムを購入! 関口メンディーにそっくりなバナナ生地の揚げドーナツ“うメンディー棒“は、思わず写真を撮って友だちに自慢したくなるフォルム。メンディーの頭からガブッとかじると、周りにいたファンと目が合って、思わず笑ってしまう……という一幕も。佐野玲於プロデュースの“イチゴリラ“もイチゴとホイップクリームがキュート。キーンとよく冷えたストロベリースムージーは、夏が近づく青空の下で飲むと美味しさも倍増。「わー! かわいい! それ、おいしいですか?」とファンから声をかけられるなど、コミュニケーションが生まれるのも、LDH LANDならではだろう。